ただの備忘録

現場を振り返ることを枷にして記憶の定着を図る。つまりただの備忘録。(主に舞台の感想)

「1789~バスティーユの恋人たち~」@帝国劇場 2018/4/14マチネ、4/22マチネ、5/5マチネ

再演を願ってた1789。2016年の初演1789でミュ沼に足を突っ込んだわたしにとって思い入れが深い作品。

 

・4/14マチネ:小池、夢咲、龍

・4/22マチネ:加藤、神田、凰稀

・5/5マチネ:加藤、夢咲、凰稀

 

本当はてぺさや回も取っていたのだけど、体調が悪くて手放してしまった。 

大きなところではロベスピエール役が古川くんから三浦くんへ、マリーアントワネットのWがお花さまから真咲さんへという変更はあったものの、ほぼほぼ初演と同じキャスト。

2年経ったのもあって、みなさん歌がうまくなっていたり、お芝居も良くなっていたりしていた。特に大ちゃん!!!もうほんとに歌がうまくなってて!!「デムーランの演説」とか「武器をとれ」とか、もうほんとに素敵だったよ~。なぜか大ちゃんは手放しで誉めてあげたくなる。母性が生まれる。

三浦ロベピは4月前半は歩き方というか体の動かし方が気になっていたんだけど(ロックスター?みたいな歩き方)、5月のときには気にならなくなってた。あと髪型も変わったよね?クルクル前髪だったけど、クルクルなくなってた。人形みたいなお顔の美しさなので、三部会の場面はビスクドールみたいだなぁと見つめてしまった。「誰が為に~」の「♪歪んだ~」とか最初の高音箇所が裏声で、古川ロベピの歌い方に耳が慣れていたわたしには最後まで違和感が残ってしまった…。あと演出面で初演と変わっていたのが、ロベピの彼女問題(言い方)。初演はサイラで突然の彼女登場に「お前誰だ」的なツッコミが観客の頭のなかで一斉に行われていたけど、再演ではなぜか伏線をちょこちょこ入れてきていた。要る…?要るのか…?そもそもサイラの演出をどうにかしてほしかったのもあるんだけど、要るのか…?そして再演サイラ終わりのキスが長くて、曲が終わってるのに続いてるのが居たたまれない気持ちになるし、変に間延びするので、あれは改善して欲しいなぁ(公演後半多少良くなったのかな?)。

ちなみにですが、1789は絶対1階S列下手サブセンに入ろうと思って狙って取ったんですが、やっぱり大ちゃんはいい匂いだった~~。あともう一人いい匂いの人がいらっしゃって、それは三浦ロベピでした。

 

真咲さんのマリーはギャルギャルキャピキャピしてて新しいマリーだった。「全てを賭けて」もキャッキャッしてる。まだ台詞回しにヅカの名残を感じたかな。続投の凰稀マリーはわたしが入った両回とも調子が良くなかったのか高音があんまり出てなくて、「悲しみの報い」もキーが低くなっていて残念だった(むしろ再演は毎回低いキーで歌ってるのかな?)。

 

サカケンさんのラマールは相変わらず最高でした。登場の場面で「お待たせ~~♥」ってひょっこり出てきた瞬間、「待ってたーーーー!!!!」と黄色い声を上げそうになった。場が場なら、ペンライト振り出したい気持ち。ラマールちゃんはみんなのアイドル。オランプちゃんに惚れてるラマールちゃんには愛しさしかないのに、三部会とかはイケメン歌うまおじさまになるとかギャップ最高かよ。ちなみにシークレットチャームは一発でラマールちゃんを引き当てました!よくやったわたし!!

 

てぺロナンの最後に跳ね橋の上でのにこやかな笑顔に涙溢れてくるし、和ロナンの少し寂しさを感じる微笑みにも涙が出てくる。 

はーー!かっこいい!!!

 

 

 

こっからはちょっとネガティブというか、わたし自身が感じたことなので刺さないでください。わたしが初演1789にのめり込んだのは、舞台上からのほとばしるような熱気と民衆1人1人が革命の主人公であるかのようなクランプや踏み鳴らす足音とダンスが合わさって、震えるような興奮を感じたからなんです。わたしが初演を初めて観に行ったのが4/29ソワレ。東京公演後半で勢いがついてきていた時だったのもあるんですが、舞台の熱量がもの凄く高くて、その熱に浮かされるような感覚があったんです。それを楽しみに再演を待ち構えていたけど、その熱量に出会うことができなかった。初演特有の盛り上がりだったのかもしれないし、わたし自身が1789以降舞台を観ることが多くなって閾値が高くなったのかもしれない。歌や芝居のレベルは確かに上がっていたし、感動したり涙を流したけれども、あの熱量を欲していたわたしには正直物足りなさが勝ってしまった。少し切なさを感じた再演でした。 

 


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