ただの備忘録

未来の自分に贈る、舞台の記憶と感想

「ロミオ&ジュリエット」@梅田芸術劇場 2017/2/25マチネ・ソワレ

梅芸遠征2日目~。

とりあえずupする。マチネの感想薄すぎる…あとで追記、修正する。

 

2/25マチネ:大野、生田、馬場、平間、広瀬、宮尾

2/25ソワレ:古川、木下、矢崎、小野、渡辺、宮尾

 

●2/25マチネ

久しぶりの大野ロミオ。猪突猛進な青年だったなぁ。恋に突き進んだ結果、死んでしまったような。彼のなかに潜んでいた死、というのはいなかったような…?

馬場ベン、2幕冒頭でロミオの手を掴んだけどそのまま投げ離した。え…!?それもわたし知らない…!

ひらマキュ、ナイフどんどん出てくる。ママたちが憎しみ歌ってるのに、ひらまきゅと馬場ベン楽しそう。ギャップひどいw4本ナイフ出してきたぞ。

綺麗は汚いでのUFOのところ、馬場ベンが「お前は人を信じるってことをしたほうがいいぞ。」って平マキュに言ってるのが可愛かったwそのあと「ほら、人を信じるんだ。」みたいなことも言ってたw

 

カテコはマイヤーリンク…あたまパーンするまで気がつかなかったぞ← そういえばあなたもルドルフだったね…!

 

●2/25ソワレ

古川ロミオと矢崎ベンの組み合わせラスト。そして宮尾さんの死の見納め。

上手のかなり前方席。やばい。風が…!旗を降ったときの風がくる…!そして圧がやばい。

大ちゃんとキャピュレットのダンサーさんたちが集まるといい香りがする。

肉眼で一視野に色々なものが見える幸せ。

キャストをガン見したい気持ちもあるんだけど、ダンサーさんの表情とか踊りがすごく良くて思わず目がいってしまう…。ヴェローナの小南さんとか正面にいるからさ…見ちゃうよね…。紅いアイシャドウできっと睨み付ける視線にひゃっとした。

憎しみのたつきママの女っぷりが生々しい。反対側で遊ぶマキュとベンがちらちら目に入って温度差が激しいw

 

「いつか」も一視野にジュリエットとロミオが収まる幸せ。二人ともキラッキラしてる。そして古川ロミオの圧倒的な美しさに呼吸忘れる。なんなのあの人…

矢崎ベンが「ロミオ~?」と探してるとき、「ふふっ…ここだよ」っていうのものすごく可愛かったんですが?可愛すぎて口がぽかーんと開いてしまった。恐ろしい子

キャピュレット家のお掃除。今までティボルトが捨てた煙草の吸い殻はどうやって片付けてるんだろうと疑問に思ってたのですが、キャピュレットダンサーのお姉さまが羽ぼうきを振り回して踊りながら回収してたんですね…!感動←

マチネはパリスのプレゼントが箱からぱかっと出てこないアクシデントがありましたが、ソワレは無事でした。川久保さん綺麗なお顔だなぁとしみじみ思った。

AEDのとき小野マキュが「mouth to mouthだ!」と言ったあとに「口と口とだ」→古川「口と口って言わないで」(このときのお顔がめっちゃ可愛かった)→モンタギューダンサー「口と口…」ってざわざわ→古川「口と口って言わないで」。きゃっきゃっしてるモンタギュー一族ににやにやが止まりませんでした。頑張って口を閉じる。

世界の王。ド上手にロミオ、ベン、マキュが並ぶのとか眩しすぎて…!固まってしまった(わたしが)。

 

仮面舞踏会。

ティボルトがバルコニー(?)にいるジュリエットを見上げているけど、ジュリエットはまったく彼を見ていない切ない。

たつきママがティボルトと踊ろうとして彼の前に歩いてきたのに、ティボルトがごく自然にすっと別の女性と踊り始めたときにたつきママだけがひとりぽつーんとしているのが苦しかった。

小野マキュ、キャピュレット家の女性ダンサーと踊ったあと、崩れ落ちている女性に対してちゃんと会釈していた。紳士。

天使の歌のとき、古川ロミオは後ろ姿しか基本観れなかったので木下ジュリエットをしっかりみた。

………可愛いっっ!!!階段の上で古川ロミオを見つめてるんですが、胸の鼓動が押さえきれずに息も荒くなってるのが「運命の人に出会えた」ときめきを表していてキラキラしていた。そして声には出していなかったんだけど(マイクには拾われてなかっただけかも?)、古川ロミオが階段の上へ、木下ジュリエットが階段の下にきたとき、「王子さま…!」と言っているように見えて胸キュンした。可愛い…。

 

綺麗は汚い。楽しい。ダンサーにも目がいってしまう。小野マキュがUFO帽子を両手に持って、顔を隠す→変顔→顔を隠す→変顔を繰り返してるのが普通に面白くて笑ってしまったwww いつもやってたのかな?

 

神父さまとは顔の大きさも比べようとしてたw 自由だなw

 

2幕冒頭。客席から現れた古川ロミオの手を掴んで引き上げたけど、やはり手を投げ離していた矢崎ベン…。二人の結婚が信じられないモンタギューの人々。ダンサーさんの表情も良くてね…すごく苦しんでる。ロミオが走り去っていくのは、自分のことを理解してくれると思っていたベンとマキュさえも反対したからだよね…あぁ。

 

決闘の場面。迫力が…!迫力が凄いです…!ダンサーさんもだけど、大ちゃんティボと小野マキュの取っ組み合いが目の前で…!うぉぉぉ。そして必死に止めようとする矢崎ベンと古川ロミオの言葉に苦悶する小野マキュ。「自由に生きる権利がある」と声高に叫ぶ古川ロミオの言葉に胸が締め付けられて苦しむ大ちゃんティボルト。ずっとジュリエットを愛していたティボルトだけど、掟に縛り付けられていた自分が悔しくて悲しくて、そして実現させたロミオへの嫉妬。「自由に生きる権利など『ない』!!」と言い切るティボルト…辛い。

前も書いたけど「ジュリエットを愛し抜け」と言った彼を驚いたように見る矢崎ベンはやっぱり観客と同じ目線なんだなぁ。みんな知らなかったマキュの想い。悲しみで震える矢崎ベンに怒りが混じってくる過程がとても良くて……泣ける。

一気に怒りの炎が燃え上がる古川ロミオの目が凄い。大の男がナイフ一刺しで死ぬわと納得できるその憎しみの強さ。大ちゃんティボルトの倒れ方は見事。

この日の古川ロミオは前日のような「魂の抜けた」感じはなくて。だから彼を抱き締める矢崎ベンも悲しみが強かった気がした。

 

ひばりの場面のあと、パリスと結婚させられそうになる木下ジュリエットが…とても良かった。パリスが到着して、一旦彼に見えないところに引っ込むんだけど、「絶望」だった。どうやったら回避できるか考えているけど、どこかで結婚するしかないのではとも考えている。そこからの両親に対する怒りへのスイッチも良かった。

 

岡パパ泣く。というか視線がこちらに向けられて…!?心の準備ができてません…!わかってる。自分を見ていないことはわかってる。だけどファンサ貰えたと思っておきますね。

 

マントヴァ。古川ロミオ、死にそうではなかった← けど、心はここにはない。

木下ジュリエットが神父さまのところに駆け込んで、絶望にうちひしがれて座り込むのがまだ彼女は「少女」なんだと思い出させてくれる。

 

狂気。激しい場面なのにキャピュレットの方々のいい香りが…w 

 

矢崎ベンの「どうやって伝えよう」。泣いた。苦しい。最後の高音のところが掠れちゃったんだけど、それがまた彼の焦燥感を現しているようで。

マントヴァでの古川ロミオとの再会は、ロミオ死にそうではなかった←。「ひとりにしてくれ」と言われたあとの矢崎ベンの「くそっ」が辛い。

 

「ロミオの嘆き」。死(薬売り)をはっきりと認識している。近くで見ても「うわぁ……」という語彙力のない感想しか出てこない。すいません。

 

霊廟の場面。古川ロミオの震える声が辛いし、木下ジュリエットのロミオに会えた喜びからの絶望も辛い。やはり個人的にはロミオに会えて嬉しくて抱きつく→心臓が止まっていることに気がつくという木下ジュリエットの流れが好きだなぁ。突き落とされる感じが凄まじいけど。

 

両家の人々が霊廟に集まって嘆くところからもう涙止まらない。岡パパがジュリエットに触れようとするけどできない姿。ロミオの死が衝撃過ぎて動くことができない矢崎ベン。息子娘に抱きつく両家のママ。「なぜ」の曲終わりに矢崎ベンが舞台の前方にいるんだけど、ママたちの「二人は愛し合っていたのよ」の言葉を聞いた瞬間、それまで悲しみに暮れていたのにきっと顔をあげたときの表情が…泣いた。「俺にはやることがある」という表情。それは「どうやって伝えよう」での曲終わりの表情と同じだった。彼自身も辛くて悲しいのに、自分がやるべきことを考えて行動する矢崎ベン。そんなに頑張らなくていいのに…!と泣いた。両家の若者に二人を戻すように指示して、手を繋げさせ、大公を誘導する。あぁ…涙

罪人~エメは涙垂れ流しです。

 

カテコはテニミュ選抜w

 

アフトクはまた別途。