ただの備忘録

未来の自分に贈る、舞台の記憶と感想

2019年現場振り返り

新年あけましておめでとうございます。あっという間に2019年が過ぎ去っていってびっくりです。2019年も色々と観劇していたのですが、仕事に忙殺されてアウトプットする時間がなく… あれこれ書き残したいと思っていた演目も書ききれず。

が、2020年は転職してプライベートの時間も増える(はず)なので、アウトプットももっとできるようにしたいなぁと思っております。

   

雪組「ファントム」

新年1発目は 雪組ファントム。歌うまトップコンビで満喫しました~感想書き済み。

 
●「スリル・ミー」 (13)

演出:栗山民也。2018年末から引き継ぎ、チケットの限り劇場に通いつめました!大阪と名古屋にも行ってきたよ。今ではすっかり世の中に見つかってしまった洸平くんと柿澤さんの舞台をシアターウエストという劇場で観られたことに感謝。成河さん×福士くんという組み合わせも最高でした。ホリプロさん、今でも遅くないから2019年版のCD出そうか?(圧)

感想書くよ…!!!(決意)


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●「ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812」

演出:小林香。こにたんアナトールに心奪われました。感想書き済み。


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 ●「レベッカ

演出:山田和也。大塚千弘さんの"ich(わたし)"と保坂知寿さんのダンヴァース夫人の組み合わせ。ダンヴァース夫人とアンサンブルさんたちの曲が凄く好み。ラストのカトレアの演出が、あーーーとなるやつでした。レベッカ観た後、「貴婦人の訪問」を観たい欲が出てPVとかを久しぶりに漁った。やっぱTrailerのウィーン版の演出かっこよくて何度も見ちゃう。フルで観たいなぁ(話がずれた。


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※「貴婦人の訪問」のPVです(宣伝)

www.youtube.com

 

●「ラブ・ネバー・ダイ 」(2)

演出:オリジナルクリエイティブスタッフ。演者をなるべく網羅できるようにチケット取りました。

・2/3(日) 石丸・平原・小野田・夢咲・香寿・熊谷

・2/10(日) 市村・濱田・田代・咲妃・香寿・大前

一曲目のファントムの歌が凄くて、もう一幕ラストかな?と思った。セットは噂に違わぬ凄さで、B席でも楽しかった!そして楽曲のよさは流石ALWでした。ただね…話の内容が2時間ドラマみたいなのがね…残念すぎてね…。先に石丸さんのファントム見たせいもあって、市村さん、お年もお年だからこの大曲ばっかり大丈夫?とか思ってたところがあったんですが、自分を殴りたい。やっぱ市村さん凄いや。ファントムの(精神的な)醜くて汚い部分が体から滲み出てた。そしてめぐさんクリスティーヌの歌の素晴らしさよ…愛は死なずの迫力たるや。あーやさんも良かったんだけど、"歌手"としての歌唱だったかなという印象だった。咲妃メグ良かった~メグがいいと乾杯の歌がぐっと良くなる。ねねメグは私の観劇した日は調子が悪かったのか、ちょっと苦しそうだった。あとまりおラウルは品のよさがでちゃってて、子爵さまだったし、香寿さんとの並びでエリザを思い起こされたw 熊谷くんは純度100%のボーイソプラノな感じで、ゆうきくんは幼さが混じるボーイソプラノという感じかな?憲ちゃんグスタフ観たかった…


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●「プラトーノフ」

演出:森新太郎。そろそろわたしも古典を避けずにチェーホフの戯曲観てみようかなと思って足を運びましたが撃沈しました。チェーホフ初がプラトーノフだったのは避けた方が良かったのではと観劇後に思ったよ。いや、このポスターのビジュアル見たら、重厚なロシア戯曲の世界が待ち受けていると思うじゃん?ぼろぼろのつなぎの肌着をきた竜也くんが江●2:50ばりに床をのたうち回り、そのクズっぷりに客が笑うという世界だった(主観)。近藤公園さんのセルゲイ良かった~それに高岡さんと比嘉さんはとても美しかった。中別府さんはキービジュアルと全然違う雰囲気で途中までわからなかったw

4人の女性に翻弄される、というよりも彼自身が周りを巻き込んで翻弄して人生狂わしたみたいな感じだったなぁ。そして最後は2時間ドラマみたいな結末。あれ、わたしさっき似たようなこと言ってたな(1つ前の演目に目を向ける)


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●「マニアック」

演出:青木豪。音楽が耳に残って癖になるやつ。やっさんお元気そうでなにより。堀内さんがさすがの歌声だけど、歌ってる内容がwww 雑誌のインタビューで言ってたことはこういうことか!となりましたw

ラストの「うそやんwwwww」と肩透かしくらう感じも楽しかったよw

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●「キューティ・ブロンド

演出:上田一豪。可愛いさーやエルとリア恋枠すぎる平方エメット。ほんっと元基くんって心を奪いがち。惚れる。初演は観ておらず、今回の再演だけ観たんですが、話の内容としてはちょっと古い描写だなぁと思うところも。中途半端に古い価値観のところがあるから、時代にあったアップデートができるかどうかが今後再演に繋がるかどうかかなぁ~と個人的に思った。


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●「ロミオ&ジュリエット」

本当は晴香ちゃんの回も取っていたのだけど、仕事で行けなくなった悲しみ…。前回は狂ったように通ったヴェローナでしたが、今回は1回のみ。チケット取れなさ過ぎて笑った。東京公演は大貫さんシングル。

・3/2(日)マチネ:古川、葵、木村、平間、渡辺、大貫

演出:小池潤一郎。「どうやって伝えよう」の演出はまじでどうした。誰も!イケコを!止められなかったのか!?!?え!?!?ベンヴォーリオのめちゃくちゃ良いシーンを!!お前は!!一体!!!何を!!!!???案件でした。感想ググったほうが詳細は分かると思いますが、端的に言うと、悩み苦しみながらロミオにジュリエットが亡くなったことを伝えようと決心するベンヴォーリオの後ろで幼馴染3人のチェキ風写真を垂れ流すという暴挙に出ていました(言い方。演者は良かっただけにね~~~悔しいね。前回の矢崎くんと馬場くんのベンヴォーリオが大好きだった私ですが、達成くんのベンヴォーリオも良かった!古川ロミオがめちゃくちゃ良くなってたし、初めましてのわかなちゃんは歌声も澄んでいて芯のあるジュリエットがとても良かった~お芝居できるって大事。大人組も素晴らしかった。ただ、岸さんの神父がサカケンさんと同じ台詞を言うとなんとなくすべったような感覚になったことは正直に書き残しておきます(お前。


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花組「CASANOVA」

めちゃくちゃ楽しかった~~~!2019年に退団された、明日美さんと仙名さんのトップコンビの演目。楽曲がなんとなく「1789」っぽいなぁ~と思って幕間に調べたら、同じ作曲家だった!どうりで!

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●「笑う男」

演出:上田一豪。デア役はねねちゃん。祐さんのお芝居が今まで観てきた中(数少ないけど)で一番好きなやつだった!父性が溢れだしていて、ラストは祐さんに持ってかれた。あと禅さんは観るたびに「はい、好きー」となる。まぁさまの悪女っぷりも良かったし、浦井くんも良きでした。あ、清水さんと宇月さんの一座のペアの歌声が好きだった!ただ音楽も衣装も良いんだけど、なんかこう総合的な作品としての良さは「うーん…?」となった。ラストの演出で副題として「~永遠の愛~」と付けてた意味がわかった。とてもエターナルラブだったね!


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●「ライムライト」

演出:荻田浩一。ほんとこの時期仕事で死にそうになっていた中での観劇だったので、記憶がない(最低。評判良かったようです!(お前


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●「BLUE/ORANGE」

演出:千葉哲也。成河×章平×千葉哲也でのゴリゴリの会話劇。章平クリスの言動によって、差別は悪であると理性で抑えていた成河ブルースの蓋を剥ぎ取られてしまう姿。権力を使ってブルースの権限を取り上げる千葉ロバート。「普通とは何か??」と考えさせられる章平クリス。思考がぐるぐるぐるぐる回る。凄かった。

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●「レ・ミゼラブル 」(8)

これも個別で感想書きたい…!組み合わせ無限大。何度も見たくなってしまう。小野田くんは何期目のアンジョでした?(鉄板


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●「キンキー・ブーツ」

演出:ジェリー・ミッチェル(岸谷五郎)。ほぼ初演キャストのまま再演!初演の時は春馬ローラの圧倒的なオーラにやられてしまったんだけど、今回の再演は何といっても徹平チャーリーの芝居の深さよ。泣いた。

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●「良い子はみんなご褒美がもらえる」

演出:ウィル・タケット。感想書き済み。


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●「木の上の軍隊」

演出:栗山民也。感想書き済み。すっかり日本国民に知られちゃった洸平くん。また洸平くんの舞台観たいなぁ。

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●「海辺のカフカ 」(2)

演出:蜷川幸雄。感想書き済み。千穐楽の涙は忘れない。


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●「SMOKE」 (2)

演出:菅野こうめい。大人版SMOKE。九劇では四方を客席で囲んでいたけれど、シアターウエストでは三面囲みでメンステ(この呼び方でよいのか…?)は紗幕の奥にオケ。正面と上手側で2回観劇。場所によって観える景色が変わるので楽しい。昨年九劇版を観たときは物語を紐解くほうに頭を使っていて、話として面白いな~と感じていた。今回は結末を知った上で観る楽しさを求めにいったところもあったんだけど、最後の藤岡くんの海に全部もってかれた。検察に捕まえられて厳しい取り調べを受けていても、それは「詩人」として認められているからこそ。それが肺を患っているからと釈放されてしまい、詩人としてのアイデンティティが失われてしまったような抜け殻の姿。部屋に戻ってくるときの、ヒュー ヒュー と浅くて酸素が全く体に回っていないような呼吸音を聞いたときにぞくっとした。そこからの「飛ぼう!」と羽ばたく姿。泣いた。話のギミックや楽曲の強さも設定も魅力的だし、今回は役者の力もあったんだけど、こうめちゃくちゃ心が引き付けられるというところに至らなかったのが少し寂しかった。うーーーん、演出なのか。。。

 

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●「エリザベート」 (14)

演出:小池潤一郎。楽しい夏でした。感想書きます。


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●海宝直人コンサート 「I hope.」 @オーチャードホール

単純に歌がうまい。うますぎる。ゲストに光夫さんが登場して、海宝バルジャン×光夫ジャベでの「対決」を聴いて震えました。ありがとうございました。


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●「愛と哀しみのシャーロック・ホームズ 」(11)

演出:三谷幸喜。愛しくて楽しくて愛おしくて。何度も追いチケした作品。感想書くよ!2019年の個人的最優秀作品賞です!!!


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●「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」

演出:高橋正徳。本当は役替わりでそれぞれ観劇予定だったんですが、台風と仕事のせいで1回のみの観劇に…!!ダンダンッ しょうがないとはいえ、悔しいものです。平方トーマスと田代アルヴィンの組み合わせ。有難いことに上手前方席だったのですが、目の前の元基くんに「元基くんかっこいい…」「足長い…」「かっこいい…」「顔が良い…」となりました(毎度のこと。何度も観て咀嚼したい作品。これも感想書きたい。

 

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●「Jesus Christ SuperStar in コンサート」

演者が豪華すぎたし、成河さんいるし、ということでチケット取りました~。日米合同キャストで全編英語歌(字幕あり)。事前にWOWOWでやっていたJCS LIVEを見ていて話の内容は分かっていたので字幕はほとんど見なかったかな。成河ヘロデの小部屋(言い方)が組み立てられたセットの上のほうにあって、気になってちらちら見てしまったw ほんっとふてぶてしい感じに座ってるけど、シモンのところかな?大げさに拍手しててマジコイツ感がとても良かったです!!

 

ジーザス・クライスト … デクラン・ベネット
イスカリオテのユダ … ラミン・カリムルー
マグダラのマリア … ジョアンナ・アンピル
ヘロデ王 … 成河
カヤパ … 鈴木壮麻
ペテロ … テリー・リアン
ピラト … ロベール・マリアン
シモン … 海宝直人
アンナス … アーロン・ウォルポール

 

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柿澤勇人FC Live Love and Rock

昼夜2部両方参加。柿澤さんの好きが増すライブでした。楽しかった!! 

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●「忘れてもらえないの歌」

演出:福原充則。成し遂げられなかった者の話だった。頑張って、時代に負けず、明るく生きて。でも何も残らなかった。共に頑張っていた仲間も最後には離れてしまった。不器用すぎる滝野演じるやっさん。インタビューされながらの回想を挟むから、いうても多少は成功するんでしょ?というこちらの期待を躊躇なくバッサリ切り捨てられるラスト。周りの騒音にかきけされながら、無理やり笑って歌う姿は観ていて心が苦しくなってくる。最後のカモンテさんの言葉が少しの救い。同じ座組での「俺節」のときは市井に生きる人たちの泥臭さや逞しさを感じて熱くなったので、今作は真逆な印象だったなぁ。

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●「ファントム」

演出:城田優。演出、城田優だよ?書いててぞくぞくする。しろたん演出お疲れさまでした!城田、愛希、木村の組み合わせで観劇。チケットがまじで取れなかったね~(気合いが足りなかった)。今年はヅカ版ファントム→LND→今作のファントムとファントム大集合な1年でしたね。しろたんエリック、想像の10倍くらいお子ちゃまで人との関わり方を知らない子だったなぁ。癇癪もちの子供で、次にいつ爆発するか分からない感じがちょっと怖かった。ちゃぴさんは2幕のベラドーナの躍りが素晴らしかった!あれは魅入ってしまう。達成シャンドンは爽やかイケメン。エリックが撃たれたところを狙って腹パンする素直さが良かったw ファントムはクリスティーヌとの話というより、キャリエールとの話が強いというかメインに感じる。岡田さんとの最後の場面、とても良かった。

 

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●「ダンス・オブ・ヴァンパイア

演出:山田和也。相葉くんと桜井さんの組み合わせ。楽しんだもの勝ちな演目。真面目なおたくなので事前に振付予習して臨んだよ!大塚さんのマグダの色気がやばかったし、禅さんは良い。ばっちは可愛い。

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●ARASHI Anniversary Tour 5×20@ 東京ドーム

これが彼らに会える最後のコンサートなのかなーと覚悟を抱えつつ参加。ひっさしぶりに地上に降りることができて、彼らを目に焼き付けようとしたけど楽しくて楽しくて。でも最後の挨拶は泣いてしまった。大好きだよ。

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●「ロカビリー★ジャック」

演出:岸谷五郎。最初、昆ちゃんと海宝くんがわからなくて気づくのにだいぶ時間がかかってしまったw 海宝くんって踊れるのね!踊る印象がなかったからすごい観てしまった。ストーリーは置いといて()、プリンシパルの面々が歌うまな人ばかりで良かった~!海宝ビル可愛かった。これ多分歌うまな人たちじゃないと事故っちゃう演目になると思われる。

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平方元基「プレミアムコンサート2019」

 ゲストにシュガーと綾ちゃん!トーク面白かったww 元基くんは歌うたっているときと普段の感じのギャップが凄すぎてびっくりするw 可愛いが詰まっていた。

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●「タージマハルの衛兵」

演出:小川絵梨子。成河さんと亀田さんの2人芝居。凄かった。別途感想書きたいなぁ。

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●ARASHI Anniversary Tour 5×20 ライブビューイング

休止の決断を「命がけだった」と言い、発表後のツアー開始前が「怖かった」と言い、ツアーが始まったら「みんな優しかった」ったと涙ながらに語るおおのさんと一緒にぼろぼろ泣いた。大好きだよ、ありがとう。

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2019年は舞台:72公演(27作品)、コンサート/ライブ:7回で、去年よりも少なかった。去年はメリポピがあったのもあるけど、仕事で手放したチケットは何枚になったんだろう…紙切れになっちゃったこもいるし。は~~~悲しい。

2020年、素敵な作品と出会えますように!!あと楽しい観劇ライフができますように!!!!