ただの備忘録

現場を振り返ることを枷にして記憶の定着を図る。つまりただの備忘録。(主に舞台の感想)

「紳士のための愛と殺人の手引き」@日生劇場 2017/4/19マチネ・ソワレ

1日2公演ともにモンティ役が同じ人というのが、この日しかなかったのでお休み取ってマチソワしてきました~。(ほんとはマチネだけ取って、ソワレは別の演目観に行こうかなぁと思ってたのですが、様々なキャンペーンをしていた中の1つに釣られてソワレも行くことに←)

 

モンティ役:柿澤

 

平日ということで、マチネ:そこそこ前方席→ソワレ:けっこう前方席ということでほぼ肉眼で拝める世界ありがとう。モンティ役目当ての人は前方席なら上手のほうが美味しいです。わたしマチソワどっちも下手だったけど…!柿澤さんの歌とお芝居がどんぴしゃで好みだと実感した1日でした。

東京公演の折り返しに差し掛かってきているのもあってか、各キャストがより生き生きとしていて、ちょこっとアドリブが増えておりました。

 

以下、演出とか結末のネタバレしてます。

 

最初のアンサンブルさんたちのナンバー。マチネは「13:30」、ソワレは「18:30」ってちゃんとその日の始まる時間を歌ってる(休日は一時間早い)。上手袖から時計が出てるの前回まで気づいてなかった~。

1幕の柿澤さんはほんっと可愛い。愛でてる。ミスシングル、本当にビスケット食べて吹き出してたんですね!フェイクかと思ってた。シベラの部屋に訪ねて、拗ねてる柿モンティが可愛い…シベラと同じ気持ちになる(笑) あとソワレのときに前に出て「僕はダイスクイス」的なことを言うとき、思いっきり噛んで「興奮しちゃって噛んじゃった」って自己申告してたw

郵便屋さんとのやり取りが毎回違ってるようで!初日は何もなく手紙を渡してたんだけど、13日ソワレは封筒を舐めて渡したら郵便屋さんがちょっと汚いものをさわる感じで受け取ってて。そしてこの日のマチネはベロベロ舐めて、つまむ感じで受け取った郵便屋さんに「歯磨いたから!」って言ってたw ソワレは「汚くないから!」だったかな。少しずつアドリブ増えてる~。

「馬鹿げた夢」がとっても大好き…!舞台の縁に腰かけて、恋破れて夢破れた貧しい青年。愚直な青年から徐々に野心がでてくる様もさすがというかなんというか。

 

ハイハースト城で見学会が行われている場面。アンサンブルさんたちの表情が面白くてw 下手の席だったのもあるのだけど、基本的に視線は可知さんロックオンだったww

 

ヘンリーとの「それは男」。お酒を酌み交わす場面でなんとなくフランケンを思い出すのはわたしだけではないはず…。市村さんと柿澤さんの声の相性いいなぁと毎度聞きほれています。

フィービーのエマちゃんも観るたび良くなってる!ちょっと間違うと高慢なお嬢様になっちゃうんだけど、「グフフフフッ」って笑うことでなんか全部許せちゃうwその笑い方が日に日に気持ち悪さが出ててとてもいい(褒めてる。

レディ・ヒヤシンスの場面で眼鏡かけてる柿澤さんがイケメンで軽率にときめく。くそっ。その後、2幕で弓をもって登場するとき、初日のほうはスタスタ歩いてきていたのに、スキップ?小走り?みたいな感じで登場するようになってたw

 

2幕は「シベラ」~「結婚します」~「シベラ(リプライズ)」の流れが楽しくてキュートで好き。慌てふためく柿モンティが可愛い。そういえば13日ソワレでベストを裏表間違えたからか、着る前にしっかり確認していたw 途中で頭がパーンとなって勢いよく魚のようにベットに飛び込むのが毎回面白くて笑ってしまう。

 

食事の場面、初見では流れるように見てたんだけど、結末を知るとワインがどのように動いているのかと注目して観たら!ようやく!わかったよ!!(遅い

ワインセラーからワインを出すメイド→別のメイドに渡す→デキャンタに入ったワインを執事が持つ。ってところまでは2回目で確認したんですが、何度見てもデキャンタに入ったワインを執事はアダルバード卿とシベラに注いでいて。しかもシベラはデキャンタに入ったワインを飲んでて、「あれ?」と。裁判の証言で執事は「ワインはアダルバード卿しか飲んでいない」と言っているんですよね。いやいや、シベラ飲んでるやん!なんで嘘ついてるの!?って思ってたら、ちょうどシベラが飲んでいるとき執事はアダルバードの銃を手にして客人たちから視線が外れていて「……!!」ってなりましたよね。

シベラも飲んでいたデキャンタに入ったワインには毒は入っていない。他の使用人たちは犯人じゃないっていうことをちゃんと示していたんですね。しかも、テーブルの上にあったグラスやお皿はアダルバードが机の上に立ち上がろうとしたときに使用人たちが全部取り上げていて。だからこそ犯人は最後にしれっとグラスを渡した彼女なんだと。

 

ヤードが来てから裁判の場面は「Theカッキー」(笑)。「いや!待て!!何!?」はものすごく柿澤さんっぽい曲(めちゃめちゃ好きです)。ソワレは噛んじゃったのか飛んじゃったのか、ちょっと危ないところもありましたな。

「邪悪な女」のフィービーの吐き捨てるような「バイタ!」が日に日に良くなってる(褒めてる。ここの場面、2人は結託して裁判を混乱させようとしてるってことでいいのかな?この1つ前の場面でフィービーがシベラとの関係をモンティに尋ねて関係性を察していたから、前回の観劇までフィービーはシベラに罪を擦り付けようとしているのかなと思っていたんだけど(逆にシベラはモンティを独り占めしたいからフィービーに擦り付けようとしていた)、最後にフィービーとシベラが笑顔で握手しているところを見るとそのほうがすっきりするかなぁと。あと「直筆の手紙」をお互い持参しているところも考えると。

そういえば、裁判前夜の柿モンティがベッドで寝て起きる場面。初日と今回のマチネは普通だったんだけど、13ソワレと今回のソワレは抱き枕みたいにしててさ…なに、ソワレは抱き枕スタイルなの?可愛いなおい。

 

フィナーレで柿モンティが「我こそが伯爵」と高らかに歌っているときに市村さんの9役目が現れて、「これにて終わり…"じゃない"」で幕が下りるんですが、これってモンティは晴れて伯爵になれたけど、これからはモンティ自身が次の継承者に狙われる可能性がある(=伯爵になったことでモンティの話は終わらない)ってことですよね。最後のオチで9役目のダイスクイスは自ら毒を飲んでいたけど、名門伯爵家の継承者である人々が虎視眈々とその地位を狙っているよっていうまさに因果応報。ブラック・コメディ万歳。

 

 ソワレのカテコが可愛かったのでざっくりレポ。柿澤さんとエマちゃんが上手に捌けるんだけど、かっきーが下手に捌けるビアさんに投げちゅー連発→投げちゅー返すビアさん→ふてくされるエマちゃん、かっきーを叩く。エマちゃんの背中に向けて投げちゅーしながら追いかけるかっきー。の流れが可愛すぎた。そのあとカテコ4回目になるのかな?いつもよりカテコが1回多かった。捌けるときに下手のビアさんに再び投げちゅーするかっきー。ふてくされるエマちゃんの口に向けて投げちゅーするかっきー(※至近距離で)の流れも最高でした。

 

マチソワしたのもあるのか、頭の中にずっと紳士の曲が流れてる。「派手さ」というのはないんだけど、どの曲もとっても素敵なんだよ~!!CD出ないかな…。オリジナルキャスト版を買おうか迷っているので、早々によろしくお願いいたします!!東宝さま!!!