ただの備忘録

未来の自分に贈る、舞台の記憶と感想

雪組「ファントム」@東京宝塚劇場 2019/1/2

スリミではなく、ヅカで観劇初めとなりました2019年!いつもチケ取りに苦戦するヅカですが、今回のファントムはいつも以上に厳しかった~~。一般でなんとかチケ取れた自分を褒めたい。

 

何も知らなかったけど、年明けの初日公演はトップさんたちのご挨拶があるんですね!幕が上がって袴姿の轟さん、花組(明日海さん、仙名さん)・宙組(涼風さん、星風さん)・月組(珠城さん、美園さん)が並んでいてびっくりした。こんなトップコンビを同時に観ることなんて今後一生ないと思うからありがたく拝んできた。おめでたさ増し増し。明けましておめでとうございます~!!

 

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潤色・演出:中村一

脚本:アーサー・コピット

作詞・作曲:モリー・イェストン

出演:望海風斗、真彩希帆、彩風咲奈、彩凪翔、朝美絢

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役替わりはBパターンで、フィリップ伯爵は朝美さんでアラン・ショレは彩凪さん。

 

以下、ネタバレあるよ。

 

 

オペラ座はALW版映画しか知らなかったので、物語が違って新鮮だった。特にファントム像。ALW版映画のファントムは嫉妬深くて独占欲が強い印象。でもコピット・イェストン版のファントムは、ファントムというよりも"エリック"という青年の話だった。だいもんさんのエリックは凄く繊細で素直な青年。フィリップとクリスティーヌが2人でいるところを目撃しても嫉妬に怒り狂うのではなく、深い悲しみに落ちてしまっているようで。素直で純真で、悲しいファントムだった。

クリスティーヌの真彩さん!だいもんさん同様、めちゃくちゃ歌がうまくて、声が美しくて、クリスティーヌそのものだった。最初の街中で歌っている段階から歌がうまい。観劇後「メロディ メロディ♪」のフレーズがずっと頭の中を流れていた。これファントムのレッスン後とかどうなんの?とか思ったら、さらに上手くなってる~~~~。凄。ビストロの場面、緊張で声が出なくてもどかしかったのに、ファントムの存在によって華が咲くように高らかに歌う姿は鳥肌ものだった。特筆すべきはファントムの森の場面。エリックの母親の話を聞いて、自分も母と同じようにエリックの顔を愛せると信じていた真彩クリスティーヌ。そして仮面の下の顔を見て叫び逃げる彼女の姿も嘘がなくて、残酷だけれども現実を見たように思えた。

歌うまコンビによるファントムは本当に素晴らしかった~~。朝美さんのフィリップは美しかったし、彩風さんのキャリエールも良かった!個人的にはカルロッタの舞咲さんがコメディエンヌの立ち位置を貫いていて好きな感じでした。

 

ヅカだからできるやつ!と興奮したのがクリスティーヌが舞台の稽古場を訪れる場面。バレエのレッスンを受ける女の子たち、裏方の仕事をする人たち、稽古をする演者たちと目まぐるしく人々が動いていて目が全然足りなかった(ゆえにカルロッタがしていたあれこれをことごとく見逃している)(客の笑い声を聞いてハッっとするわたし)。ヅカ以外の公演だとアンサンブル全投入してもこれだけの迫力出ない。組子の総合力。

あと下からのせり出す舞台機構が、ファントムがいる世界とクリスティーヌがいる世界を視覚的にも2分していて上手く使っているなぁと感じた。そして一幕ラストでファントムがクリスティーヌを船で運ぶ場面があって嬉しかった(ALW版だけの演出と思っていた)。

 

初日だったので、カテコの後にご挨拶がありまして。貸切公演とかでも挨拶あるけど、いつもトップの方は淀みなく美しく挨拶されていて凄いなと思っていた。が、だいもんさんが挨拶でいう内容をうっかり忘れて「初忘れでございます」と素直に申告していてとても可愛かったw(その後、ちゃんと挨拶していた) 最後にファントムポーズ(顔半分を右手で隠す)の状態から、右手を上げつつ、観客\明けましておめでとうございま~す!/と楽しい感じに終われて面白かったww

 

望海ファントムと真彩クリスティーヌが大正解すぎて、梅芸版ファントムがどうなるかドキドキです。ヅカ版とどう違うかも含めて楽しめるといいな~~。しろたんの演出期待しているよ!

 


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お正月感があったエントランス。


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2018年現場振り返り

2018年、楽しかったなぁ!!ということで、振り返り。感想の下書きを書いて止まっている作品もぽつぽつあるので、年明けの現場が落ち着いたら清書するかも?

 

 

●「アテネのタイモン」(3)

2017年末にさいたま公演があって、年明け早々遠征をして兵庫公演で現場初め。感想書き済み。 なんと!DVDが2019/2/6に発売されるよ!!やったね!!!WOWOWでもたまに放送しているので、買うのは…と躊躇される方は是非契約して観てください。柿アルシバイアディーズ素敵です。よろしくお願いします。

VISUAL -映像- | PONY CANYON ポニーキャニオン - 彩の国シェイクスピア・シリーズ 「アテネのタイモン」:DVD

WOWOWオンライン

 

●「ミュージカル『黒執事』-Tango on the Campania-」

2.5のグランドミュージカルというコメントを観てなるほど。感想書き済み。

 

●「テロ -TERROR-」

森新太郎氏演出。いやぁ凄かった。裁判を傍聴している観客が、有罪か無罪かを投票して決める形式。悩んだけどわりとすぐに私の中では結論が出た方に投票し、結果は215票 対 207票で「有罪」。票差も小さいのもあって、評決が出た瞬間はどよめきが。そして私は自分が投票しなかった方の決が出て衝撃をくらっていた。でも評決が出た後も本当に私は無罪に入れて良かったのだろうかとぐるぐる考え込んだ。人の人生を決める一票の重み。少佐を演じていた洸平くんの顔が忘れられないんだ…。

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www.parco-play.com

 

●「黒蜥蜴」

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ルヴォー氏演出。ミュージカルとは言わないけど、音楽劇にしたほうが、この耽美な世界観をもっと楽しめたのでは?と素人意見。中谷さんお美しかったです。

 

●「髑髏城の七人 Season月(下弦)」 LV

羽野太夫が横たわる廣瀬蘭の手を自分の手と重ねて、蘭の手についていたであろう血を一生懸命拭ってた姿に涙が出た。宮野捨の顔の圧。松岡くんの霧丸可愛かった。

 

●「Shakespeare's R&J」

小川絵梨子氏演出。ベンヴォーリオ坦だった私は矢崎くん見たさにシアタートラムへ。思いがけず矢崎くんの歌声を少し聞けてハッピー。あらすじから想像してたのは大人に見つからないように、周りを警戒しながら禁断の書を楽しむ高校生だったんだけど、効果音出すために机や椅子を叩くわ、大声出すわで、「え、これ絶対見つかるでしょw」と思いながら観ていた。私が見ていたのは彼らの夢なのか、妄想なのか、現実なのか。高校生たちがRJを演じていく過程で抑圧されていた感情が解放されていくんだけど、暴力性とかが爆発した後にふと我に返る姿を見ると、まさに「禁断の書」なんだろうなぁ。危うくてもろい年頃。

 

●「マタ・ハリ」(3)

シュガーーーーーーーー!!!シュガーへのときめきが炸裂。再演あったとしたら、演出は全面的に改善してほしい。感想書き済み。

 

●「髑髏城の七人 Season月(上弦)」

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太一くんの殺陣の速さ尋常じゃない。鳥のときも思ったけどえぐい。無界屋襲撃の場面。荒武者隊の一人の太股を刺した後に、柄をトントーンと2回叩いてブスッブスッと深く差し込んでるのを観て「うわ…」と思いました!さすがです!須賀くんの兵庫と聖子太夫の年の差ありすぎじゃないかとずっと思っていたけど、最後の兵庫の言葉で気持ちいいくらい心がすっきり晴れ渡りました!あの言葉、めちゃくちゃ良かった。

 

●「ブロードウェイと銃弾」

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福田雄一氏演出。浦井くんのビジュアルは好みでした。しろたんもタップ頑張ってた。福田成分は薄め。私が観劇したマチネを演出家も見たらしいのですが、「ダメ出ししたらソワレ良くなった(^o^)」(※意訳)的な内容をつぶやいたことは忘れません(⌒‐⌒) は?

 

●「FUN HOME」

小川絵梨子氏演出。櫻子ちゃんのアリソンがめちゃくちゃ良かった…なんだろう、あのイライラした感じとか、恥じらいとか、喜びとか、全部が全部良かった…。瀬奈アリソンの「電話線~」の歌がしばらく頭の中で流れていた。

 

●「HEADS UP!」

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ラサール石井氏演出。ミュージカル観てこんなに笑ったことがない!!!ってくらい笑った!!それに加えて私たち観客がこんなにも愛されているのを感じる作品もなかなか巡り会えない。聞いていますかーーー?(2こ前の演出家に向かって) 感想書きたい。

 

●「ジキル&ハイド」

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山田和也氏演出。石丸さん歌うまーーー。ラストでエマを襲おうとする場面、その直前に一度万里生アターソンの顔をちらっと見てから襲っていましたよね?わたしはあのとき、彼はハイドではなくジキルだったと思っているよ…万里生アターソンにあえて自分を撃たせたジキル…。あと玲奈ルーシーの最期の場面が白い衣装だったのがえぐいなぁと思った。ウェディングドレス姿のエマ(ジキルが殺される)と白い寝間着姿のルーシー(ハイドに殺される)の対比。照明が綺麗だった。

 

●「Sucide Party」

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劇団Tip Tap主催。 以前見た「Play a Life」(感想書き済み)がとんでもなく素晴らしかったので、新作観に行ってきました。うーーん、オムニバス形式に自殺を決意する人々の話でしたが、私には合わなかった。小澤さん作曲で相変わらず曲は素敵でした。

 

●「メリー・ポピンズ」(20)

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2018年の個人的ミュージカル作品最優秀賞はメリポピです!!おめでとうございます!!(?) 楽しい!という感情以上に、観劇後の幸福感が凄くて生きているのが楽しかった。 東京公演の感想は書き済み。大阪公演の感想も残しておきたい!書く!!

 

●「ラ・カージュ・オ・フォール」

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市村ザザが歌いながらメイクする場面が凄すぎた。さすがにマスカラは付ける振り(ですよね?)だけど、ピンクのパウダーやラメが入ったシャドウ、そして付け睫毛をつけるスピードに驚愕。あんな一発で付けられるものなの?わたしは無理だ。ラストはリップを塗るんだけど、歌いつつって…圧巻だった。鹿賀さんが私が観劇した前日に不調?みたいな話があったので心配していたけど、そんなことを微塵も感じさせないお芝居と歌でした。にーろさん美脚。

 

月組「カンパニー/BADDY」

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BADDY!!めちゃくそ楽しかったぞ!!!みやさまのドレス姿が美しすぎて!!はーーー!!ちゃぴさんのダンスが堪能できた!!!ちゃぴさんの踊りが大好きだよ!!怒りのラインダンスは鳥肌もの。たまさまのBADDYはやっぱりどこか真面目!正直カンパニーはヅカ以外ではやれない演目だなと(察して)。でも、BADDYでオールOK!みたくなるからBADDYは凄い。「悪いことしたい いい子でいたい」の歌詞の素晴らしさよ。

 

●「1789~バスティーユの恋人たち~」(3)

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念願の再演!!!だったのですが、初演のあふれんばかりの熱量を感じることができなかったのが寂しかった。感想書き済み。 

 

●ひょっとしてレコ発(椎名林檎) @東京国際フォーラム

美し林檎。セトリはちょっと玄人向けだったような?WOWOWでたまに放送してるよ!直近だと1/24です!!見てね!! 

WOWOWオンライン

 

●「修羅天魔 Season極」

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あーめちゃくちゃ面白かった!!天海さんに惚れない人いる?いないよね?観客みんな天海さんに抱かれた。

 

●「HANG MEN」

長塚圭史氏演出。とりあえず富田望生さん演じるシャーリーが可愛いかった。癒し。大東くんの不気味で暴力的なムーニーが凄く恐ろしかったけど、あの最後のみんなの去り方と結末が寒気がする感じの怖さ。1965年という時代で尚且つ北イングランドの田舎という設定からか、パブの中での会話が猥雑で下品で顔をしかめたくなる。それがまたピアポイントの洗練さを高めているのかな。

 

●NEWS LIVE TOUR "EPCOTIA"@さいたまスーパーアリーナ

シゲアキはイケメン。 

 

●「Mozart!」(4)

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古川くん、帝劇主演デビューおめでとうございました!感想書き済み。

 

●ミュージカル・ミーツ・シンフォニー@Bunkamuraオーチャードホール(2)

柿澤さんの歌唱ピックアップ。

・「You're Nothing Without Me」(『City of Angeles』より) ノームさんと

・「ゲームの始まり」(『デスノート the  musical』より)

・「I Am The Starlight」(『Starlight Express』より) ノームさんと

・「馬鹿げた夢」~「裏を表に」(『紳士のための愛と殺人の手引き』より) エマちゃんと

・「後悔」(『フランケンシュタイン』より)

いやぁ~~アウェー感はんぱなかったね!頑張ってた!!でもこの経験がグレコンに培われましたのでね!! JOJさんやノームさんの歌声は圧巻でした。個人的にはエマちゃんと紳士の曲を歌ってくれたのがとっても嬉しかった!紳士大好きだよ~~

エマ柿が可愛すぎて。ありがとうエマちゃん。 

 

●映画「猫は抱くもの」舞台挨拶

映画の感想書き済み。千葉遠い。「舞台の貴公子」という言葉が生まれた記念すべき作品(?)

 

●「コインロッカー・ベイビーズ

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橋本くんのキクの怒りを含んだ歌声とエレキギターの歪んだ音との相性が良かった。まっすぐな子というか、不遇な出生だけど社会に適応もできそうな子っていう印象が強かったんだけど原作もそういう感じなのかな?(原作未読) そして河合くんのハシは元々のビジュアルも相まって繊細で脆くて壊れていく様が良かった。2階A席だったんだが、レーザー照明に射られて眼を潰されそうになった。え?なに?照明が強すぎて舞台から目を逸らすとか初めてだったんだけど??本気で眼を潰そうとしてた??と照明にガチギレしてしまったYO。カテコで2階席に橋本くんと河合くんが登場したときはビビった。ジャニって凄いね?

 

●「フリーコミティッド」

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千葉哲也氏演出。成河さんの一人芝居。エネルギーが凄かった。一人38役!というのももちろん凄かったけど、ラストにサムが「自分で選ぶ人生」を選択した姿にぐっときた。 

 

●「マクガワン・トリロジー

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小川絵梨子氏演出。タイモンに出演されていた谷田歩さん目当てで観に行ったのに、一幕で殺されて「何てこった!」と思ったら、桃李くん以外はほぼ全員殺される内容だった。二幕の趣里ちゃんがめちゃくちゃ良かった~。舞台ってだいたい一連の流れで話が進んでいくけど、この作品はその瞬間瞬間にスポットを当てての三幕構成。だから各幕でのヴィクターの"居方"が違っていて、観劇中は理解が追い付かなかった。帰り道悶々と考えて、そういう構成だったのかと気が付いた(遅い)。

 

●「死と乙女」

2018年の個人的ストプレ作品最優秀賞はこちらです!おめでとうございます!!(?) 感想の下書きを数か月寝かしています。書き上げます…。あの狭い空間での緊張感が凄かったし、ラストの演出が美しくて震えた。

 

劇団四季ノートルダムの鐘」

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2017年に京都劇場で観劇しましたが、今年はKAATにて。

 

●「ナイツ・テイル -騎士物語-」

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感想書き済み。千穐楽を迎えて数か月たった年末になって、なぜか歌番組への露出が増えるという謎展開。それならまず舞台のPV映像作ろうか、東宝たん。再演はするんだろうなぁ。

 

●NEWS STADIUM 15th Anniversary @味の素スタジアム

シゲアキはやっぱりイケメン。味スタまでの誘導がくそすぎて開演までに入場できない観客なんと2万人ww(笑えない) ちなみにわたしも2万人の中の1人でした。 

 

雪組凱旋門/Gato Bonita!」

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盆を使ってパリの街並みを表す手法が見事でした。Gato Bonitaは男役の方々の猫姿にテンション上がった←

 

●「メタル・マクベス disc1」

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過去映像見ずに、松岡和子訳の本を読んで臨んだけど、凄くマクベス。さとしさんとめぐさんのランダム夫妻が狂っていく姿が苦しく、でも最後の最後の姿が痺れるほどかっこ良かった。めぐさんをあんなにいじれるのは新感線だけだろうし、「ランディ♥」とさとしさんをわしゃわしゃ甘やかす姿が可愛かったw メタマクは全disc観たけど、disc1が一番好き。あれやこれやとパロってたけど、関係各所に怒られないのか心配ww あと魔女達の「万歳ー!マクベス!」が頭にこびりつく!純米さんの魔女がクセになるし、冒頭の魔女達のおしゃべりで「24時間テレビってどう思う?」とぶっこんでた純米さんにめちゃめちゃ笑ったwww

 

●「シティ・オブ・エンジェルズ」(6)

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感想書き済み。演出って大事^^

 

花組「MESSIA/Beautiful Garden」

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Beautiful Gardenはあまりの華やかさに窒息死するかと思った。圧倒的な質量を持った華やかさ。なにこれ凄い。宝塚凄い。息ができない。花組だから華やかさがえげつないのかと窒息死しそうになりながら語彙力を失ったコメントが浮かんできた。帰り道にふらふら~~っとすみれ色のお店に吸い寄せられて、柚香さんのお写真買ってしまった。美しい。 

 

●「タイタニック

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心にずしっとくる作品。素晴らしかった。感想書き済み。

 

●「マシュー・ボーンの『シンデレラ』」

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初バレエ観劇だったけど、踊りも表情豊かでお芝居観ている感覚だった。靴(の匂い?)フェチのお兄さんと色気たっぷりの継母についつい目がいってしまった。台詞も歌もないのに、くすりと笑えるところがあったりして身体表現って凄いなぁと思った。継母、息子が男性の恋人つくるのを「行ってきな!」みたいな感じで応援したりしてて憎めなかったよ。御一行さまが病院訪れるときの行進(?)の振り付けが面白可愛くて好きなやつ~

 

●「メタル・マクベス disc2」

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櫻子ちゃん演じる夫人の壊れていく様がとても辛い。でもどんどん純な存在になっていくようにも見えた。 原くんは個人として認識しながら見たのは初だったけど、とても良かった!舞台映えするスタイルと顔立ち。ダンスもキレキレで観ていて気持ち良かった~!

 

●「SMOKE」

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超:木暮、紅:高垣回で観劇。面白かった!自分で伏線回収していける人はより楽しめるので、ハマる人はハマるやつな気がする。そしてこれWキャストの組合せ次第で関係性が少し変わってくやつですよね…?曲が強めで耳残りも良いし、照明や映像の使い方も良かった~!客席が四方を取り囲んで、覗き込むような配置が新鮮だったし、座る席によって見え方変わるからさらに沼るやつ。

 

●THE GRATEST MUSICAL CONCERT(4)

ホリプロさまありがとうございます。どこにお歳暮送ればいいですか?ほんとうにどなたですか?柿澤さんと海宝くんで「終わりなき夜」を歌わそうと考えたのは!!ほんっと天才!!もう選曲・編曲・演出全部ひっくるめてほんっとにほんっとに素晴らしかった…。悔やまれることは公式の広報が熱心じゃなかったことだけです…。感想書く!!

あ…あ…ああ…(言葉にならない)

 

●「マリー・アントワネット」(3)

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しんどい of the Year。感想書き済み。

 

●「生きる」

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宮本亜門氏演出。市村さん、こにたん回を観劇。こにたん小説家のやさぐれ感がとても良い。あとアンサンブルさんたちが皆上手くて!ほんとアンサンブルさんって重要だよね。可知さんと俵さん、やっきーさんに目がいってしまった。

 

●「るろうに剣心

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これは良いイケコ。感想書き済み。

 

月組エリザベート

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ちゃぴさん卒業公演。素敵なシシィだった。一幕ラストの「私だけに」のリプライズの神々しいほどの美しさ。そしてちゃぴさんは特に精神病院で海乃さんヴィンディッシュ嬢とのやり取りが美しくてね…ちゃぴシシィの涙を拭うヴィンディッシュ嬢…。あとルドルフの暁さんの歌声がとても好きなやつだった…月組これまで何度か見てるんだけどなんで気がつかなかったんだろう。少年感が強くて、ママが大好きなルドルフ。フィナーレの娘役さんたちの緑色のドレスもとても綺麗だった~。そして珠城さんのダンスの後に大階段から下りてくる美弥さま、月城さん、暁さんの並びが強すぎて「かっこいい…」と乙女心がさく裂した。ちゃぴさんは予想通り2019年の東宝エリザのシシィですね!おめでとうございます!純粋に楽しみです。

 

Hayato Kakizawa 1st LIVE "LIBERTY" @O-East

FC限定ライブ最高に楽しかった!! 柿澤さん大好きだー!!!

 

●「深夜食堂

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亜子さんの訳詞大好きです~。感想書き済み。

 

宙組「白鷺の城/異人たちのルネサンス

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真風さんと星風さんの並び、「美…!!」となった。星風さんの歌声が綺麗で素敵だった。名前の並びも美しくて凄いね?

 

●「TOP HAT」

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多部ちゃんとタップがとても良かった!!コメディ楽しかった~~。感想書き済み。

 

●(生)林檎博~不惑の余裕~ @さいたまスーパーアリーナ

林檎さんのお誕生日特需が凄かった! Mummy-D浮雲でヒャッハー!ってなったんだけど、宮本さんが出てきたときはギャーーー!!って騒然としたし、レキシが出たときはギャーーー!!wwwって感じでした。ミヤジさん、お話と行動が小動物みたいな可愛さなのに、悲しみの果てにを歌われた暁には惚れてしまうよ。Mステ以上の獣(?)を見せていただきましたありがとうございます。最高。

こちらもなんとWOWOWで放送されます!!1/27だよ!!観てね!!!

WOWOWオンライン

 

●「メタル・マクベス disc3」

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ラストぐるぐる!まさみの足が長い。衣装大正解。そしてわたしの勘違いでなければマイヤーリンクが挟まってたんだがwww6人の亡霊がトートダンサーに見えたし、じゅんさんはトートで浦井くんはルドルフでした。近辺で私以外に噴き出している人がいなくて寂しかったww そして冒頭の魔女3人組のベビメタネタがちゃんと(?)2人になったことにも触れていてブラッシュアップされていました。さすがです。

 

Act Against AIDS@武道館

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柿澤さんは「津軽海峡・冬景色」、「ヤツの中へ」(『デスノート the musical』より)をてぺさんと、「愛していれば分かり合える」(『Mozart!』より)をソニンちゃんと。ヤツの中への上ハモver.をもう一度聴けるとは思ってなかったのでテンション上がりましたありがとうございます。そして階段を使っての見下ろす×見上げる構図がもうねー最高でした。ソニンちゃんのコンスを聞くことができてめちゃくちゃ嬉しかった。

ハンサムとの異文化交流。なんだろう、ジャニオタ的には少クラを見ている気分でしたw 春馬くんはデビューした先輩がゲスト出演してる枠。

神か。 

 

●「スリル・ミー」(7)

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再演ありがとうございますありがとうございます。感想書きます。

 

●ARASHI LIVE TOUR 5×20 @東京ドーム

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最近茶の間化が進んでいたけど、なんだかんだ共に過ごした10年は人生の一部になっていて、曲が流れるごとに当時の自分を思い出して…を繰り返していた。いろいろあったけど(察して)、目で追いかけてしまうのは大野さんだし、歌声が大好きなのも大野さんなんだよ。最後の挨拶からぼろぼろ泣いてたし、5×20はひたすら涙が止まらなかったた。20周年おめでとうございます。これからもどうぞよろしく。

 

数え間違えがなければ、舞台83(42作品)、コンサート/ライブ12回(8公演)、その他2。メリポピでスタートダッシュかけすぎたのもあって2018年はだいぶ数行っちゃうかなと心配したけど、舞台の数は去年とさほど変わらず。気になった作品は観に行くようにしたので作品数は増。そして林檎さんも嵐の人たちもNEWSの人たちも皆アニバーサリーだったのでライブはめっちゃ増えた。

本当は観に行く予定だったけど急遽都合がつかず手放したのもあって、「1984」、「ポーの一族(花組)」、「天は赤い河のほとり(宙組)」、「ANOTHER WORLD/KILLER ROUGE(星組)」とヅカ率高め。特に前者2つは観たかったなぁ…残念。

 

ようやく発表されましたが、2019年は東宝エリザ再演ですね!わーい!個人的には成河ルキと大我ルドルフの続投がめっちゃくちゃ嬉しい!!そして古川トートおめでとうございます。「古川くん、生き急いでない?大丈夫?」と友達に聞いたら、「生き急いでいるのはイケコのほう」との答えに「せやな…」と納得しかなかった。楽しみや~~。まずはチケット確保ですな。できるかな?

 

2018年は充実した1年を過ごせました!めっちゃ楽しかった。

2019年も素敵な作品と出会えますように!

「マリー・アントワネット」@帝国劇場 2018/10/30ソワレ、11/20マチネ・ソワレ

しんどい。

 

・10/30ソワレ:花總、昆、古川、佐藤

・11/20マチネ:笹本、昆、田代、佐藤

・11/20ソワレ:花總、ソニン、古川、佐藤

 

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<脚本・歌詞>ミヒャエル・クンツェ

<音楽・編曲>シルヴェスター・リーヴァイ

<演出>ロバート・ヨハンソン

<翻訳・訳詞>竜 真知子

音楽監督>甲斐 正人

<キャスト>

マリー・アントワネット花總まり笹本玲奈

マルグリット・アルノー昆夏美ソニン

フェルセン:田代万里生、古川雄大

ルイ16世佐藤隆紀、原田優一

駒田 一、彩吹真央、坂元健児、彩乃かなみ、吉原光夫、中山 昇、松澤重雄、青山航士、真記子

遠藤周作原作「王妃マリー・アントワネット」より

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キャスティングを見るとイケコ演出なのかと思ってしまうけど、初めましてのロバート・ヨハンソン氏。韓国ではエリザや笑う男などの演出をされている方とのこと。うーーーーーーーーん、伝えたいメッセージを明示しすぎてるのがなーーーーーー。とりあえずしんどかった。

 

 

以下、ネタバレあります。

 

原作は中学のときに図書館で借りて読んだけど、内容についてはぼんやりとした記憶。そういえば原作はこんな感じだった気がする…と観劇しながら思い出していた。確か冒頭に「マリー・アントワネットと瓜二つの少女」といった記載があったはずなんだけど、舞台では流石にそれは難しく、随所に「(マルグリットは)マリーに似ている」という台詞が入れることで補っていた。あと原作ラストはマリーが処刑される直前くらいで終わっていたような気がするんだけど、どうだったっけ。

 

 

お花様マリーは1789のときも感じたけど、浅はかさと愚かさがありつつも高貴で品があるところが凄い。玲奈マリーは自分がやりたいようにやるという、我が儘な一面を感じた。マリーの宮殿の外で起きていることへの無知さは1789以上に演出されていて、プチ・トリアノンで「小作人たちは役者なの」と話すマリーには恐怖すら感じた。「遠い稲妻」でフェルセンが大事なことを話しているのに、お花様マリーはつまらなさそうな表情をしていて。でもフェルセンの手がマリーの背中に触れた瞬間、花が咲いたような笑みが弾けていて、こういうところにフェルセンは惚れたのかなぁと思ってしまった。万里生フェルセン、それでも厳しいけどね!(古川フェルセンは厳しさというよりもマリーへの愛しさを感じた)それにしても全然話を聞いてないマリーな!お互いがお互いを想っているのに噛み合っていない二人。

マリーは自分の周りしか見えていない女性ということを表したかったのかな。マルグリットが乱入してきたときも、施しを与えはするけれどもマルグリットの背景や後ろにいる国民のことには思い至っていないし、聖母マリアの被昇天の日でも国民の声を聞くのではなく感情のままロアン大司教の罷免を訴えるし、王妃ではなく一人の女性として生きていた人。冒頭の回想でマリーが嫁いできたときに辱しめを受けたことが語られていたように、彼女が宮殿のなかで戦い続けた結果なのかと思うと悲しくなる。ローズの新作ドレスお披露目会(「輝ける王妃」)では「ドレスが私の武器」といったことを歌っていて、だからこそルイに浪費を咎められたときのマリーの切ない表情が刺さった。ドレス以外に武器を持っていない王妃の不安と心細さ。初回は浪費家なマリーという演出かなと思っていたけど、2回目の観劇で歌詞が頭に入ってきたときにそういうことだったのかと分かった。いや、ほんと歌詞が頭に入ってこないんだわ。この曲では他にも「蛇が来ても笑顔で倒すの」みたいなことも歌っているし、「ヘビを殺して」では「あいつは蛇、殺して」(プログラム確認したら曲名そのまんまだったw)と、一幕から二幕にまでまんべんなく出てくる蛇(二幕後半の裁判の辺りでも蛇が出てきたはずなんだけど思い出せない)。なんだろうこの語感の悪さとセンス。クンツェ氏、元はドイツ語で書いたのかな?ドイツ語だと"Schlange"、英語だと"Snake"。それとも何かを例えていたけど日本語にしたら蛇となったのか…どちらにしても「へび」という間延びした感じがなぁ~。最初聞き取れなくて耳を澄ませたら「蛇」だったときの驚き。まぁ蛇以外も全体的に訳詞がなぁ~~~言葉が入ってこないんですよね。

 

マルグリットは昆ちゃんとソニンちゃん。強い。ソニンちゃんとWを張れるキャストってなかなか難しいけど(ソニンちゃんが強すぎる)、昆ちゃん大正解~!良いWだった。

昆マルグリは怒り憎しみから激情のまま突き進み、ソニンマルグリは正義と信じて突き進んでいたように感じた。昆マルグリはその激情さゆえに、民衆をまさに"焚き付けて"いくさまは恐怖を感じた。対してソニンマルグリは激しさを内に秘めたまま正義と信じて動いた結果、民衆が激化したような対比を感じた。赤い炎の昆マルグリと青い炎のソニンマルグリ。良い。

 

光夫さんのオルレアン公は「来たーーーー!」となる迫力と音圧。MAは盛り上がる系の曲がないので、光夫さんの曲でテンションが上がった。11/20は調子があまり良くなかったようで心配したけど、東京楽前には復活したようでなにより!まぁ普通に考えてこの長期スケジュールをシングルでやるとか鬼ですよね…アンサンブルさん含め、大千秋楽まで無事に走りきれますように…

 

万里生さんは久しぶりに舞台で拝見したけど(多分ギャツビー以来)、素直に歌うめぇとなった。古川フェルセンは素直に美しいとなります。古川くんの声は哀愁というか切なささがあるから、冒頭と最後の「マリー・アントワネット」とかは曲と声があってるなぁと思いながら聴いていた。あとはいつどこの場面を見ても美しかった。

夏の夜の舞踏会の場面は照明含め美しかったなぁ~。

 

サカケンさんのエベールは憎たらしいけど、流石の良い声。マルグリットにオルレアン公の署名が入った契約書を取られても無理やり取り返したりしていなかったし、エベールはマルグリットのことを信用していたのかな。ジャコバン修道院の場面でもあったように、マルグリットの力を一番信頼していたのはエベールだったのかなぁと思うと憎みきれない。性別関係なく能力がある人間を見抜ける人。

 

駒田レオナールと彩吹ローズの二人が唯一癒し場面だったよ~。あとシュガールイが出ている場面は「そのお腹は本物なのかな~本物だったらいいなぁ~」と思いながら、癒しを積極的に求めにいっていたわたし(本物じゃないらしくて残念←)。シュガーのルイが本当に良くて…!鍛屋に生まれていれば幸せになれただろうに…

マチソワすればWキャストを網羅できると思ったのに、原田ルイだけ観ることができなかった罠。

 

1789のときは革命ーーー!!!と盛り上がっていたのに、MAではこれが革命……と考えさせられる。ランバル公爵夫人が処刑された場面は鈍器で殴られたような衝撃。舞台って観客の想像力で板の上にあるもの以上を表現できたり感じたりすることができるのが魅力だと思っていて。でもMAは直接的に表現する演出をあえてしているのか、ランバル公爵夫人の血に染まったドレスと狂気すら感じる民衆の行進、そしてタンプル塔の窓から覗くマリーの表情と畳み掛けてくるその質量に押し潰されるかと思った。この演出の良し悪しは分からないけど、ただただ苦しくてしんどかった。

そしてシャルルがマリーから引き離される場面がねーもう辛くて駄目だよね。シャルルの行く末を知っていると、より気持ちがどす黒くなってくる。はぁ…しんどい。

 

1幕前半はマリーのゆるふわキャッキャが多くて長いなぁと感じて、後半にかけてマルグリットの勢いが増してきたところから面白くなってきたかもと思ったら、2幕でしんどくてしんどくて苦しくて、観劇後の疲労感が凄まじかった。それとラストの「どうすれば世界は」のあまりにも直接的なメッセージ。いや、それまでの流れで伝わってるよ?うーーーーーん、観客の想像力の飛躍を封じられる演出では。うーーーーーん。

 

しんどい。

 

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「TOP HAT」@シアターオーブ 2018/11/24ソワレ

観てきたよー!タップ!タップ!タップ!!タップのときはひたすらアンサンブルさんたちを観ていた。踊れる人たちが踊る姿は釘付けになる!そして話の内容もコメディで終始楽しかったし、思わずプログラムを買って帰るくらいには気分が良かった。

 

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<演出>マシュー・ホワイト 

<作詞・作曲>アーヴィング・バーリン

<振付>ビル・ディーマー

<上演台本・訳詞>高橋亜子

<出演>

 坂本昌行多部未華子、屋良朝幸、朝海ひかる益岡徹浅野和之

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以下ネタバレあります。

 

3階A席での観劇だったけど、この演目は引きで全体を観られて良かった!ただ3階席はちっさいスピーカーが両側に1つずつしかなくて(マシューボーンのバレエ公演と同じサイズ。オーブの公演っていつもこんな感じ?メリポピのスピーカーの数が異常だったのかな…)、音に関してはムムムだったけど、ダンスを観ることに割り切ったので楽しめた。

 

多部ちゃんのデイルがめちゃくちゃ可愛かった~!ピンクのチーク、真っ赤な口紅に金髪と人によっては濃すぎるメイクも、多部ちゃんだとキュートに決まっていて良き良き。ツンツンした態度を取っているときの表情も、恋した乙女の表情も、瞬間瞬間の表情が可愛くて目を奪われる。声も可愛くて!終始可愛い、ずっと可愛い。PIXAR作品のヒロインみたい。ただ歌とダンスは物足りなさがあったかなぁ。それでも「Wild About You」のようにお芝居が強めの曲だと多部ちゃんの魅力がぐいぐい出てくる~~!タップもデュエダンも、「多部ちゃんってこんなに踊れるんだ!」という発見。相当練習を積んだんだろうな。物足りなさもあるのはあるけど、総じてお芝居が上手いから魅力大爆発だった!多部ちゃん可愛い!!(何度でも言う)

 

屋良っちのアルベルトがインパクト大きすぎて出るたびに笑っていたww 濃い!濃すぎるよアルベルト!!ww ソロは一曲しかないしダンスもほとんどなくて、芝居要員だったけどがっつり爪痕残してくれたwww 「Latins Knows How」、最初結婚式に向けてタキシードを着ていくのかと思ったら、タキシードを脱いでいく曲だったときの衝撃www シャツのボタンを1つずつ外していく瞬間に、そのボタンにスポットライトが当たる演出に笑いが止まらなかったwww 照明さんGJです!!!

しかしあのハイテンションを維持する体力素晴らしいね。最後の最後、実はデイルと結婚してなかったという衝撃的な事実の後で、バーの近くにいた女性に話しかけて仲良さげに連れ立っている姿を観て、「お、お前…!」となったよ! 

 

朝海マッジは2幕からの登場。アクが強い役だけど、朝海さんだからか品が保たれていた。益岡ホレスが「Wild About You」でソファにダイビングする場面は思わず吹き出してしまったww 浅野ベイツも良い仕事していた!美味しいところは浅野ベイツが全部回収してたなw

  

坂本くんは「シルバースプーンに映る月」(2013年:G2演出)でミュージカル拝見済み。この作品は戸田恵子さんの印象が強かったけど、チケ半券引っ張り出して見てみたら(新妻)聖子さんも壮麻さん(※当時は"綜馬"表記)も出ていたの…?まじか…今考えたら凄い布陣じゃん…。どおりで観劇後の感想が「最高~~!!」となっていたわけだ。

話を戻しますが、坂本くんはVでの活動や過去作品の印象から歌も踊りもできるイメージだったけど、タップダンスはアンサンブルさんたちとの群舞だとスキルの差が見えちゃうのが難しいところだったかなぁ~。冒頭の「Puttin' on the Ritz」や1幕ラストの「Top Hat, White Tie and Tails」~「Top Hat Play-Off」は、目がアンサンブルさんたちに奪われちゃって、坂本くんをほとんど観ていなかった…誤算。ソロでタップを踏む場面とかは特に音の鳴りが物足りなく感じてしまった。軽やかなステップとタップの甘さはイコールではないんじゃ…?まぁ、ステップの難しさを知らない素人だから言える感想かもですな…。あと坂本くんへの期待値が凄く高かった分、実際とのギャップがあったのが原因かも。

来日公演のだけどタップ盛りだくさんの動画!(日本版の映像がないのはJだからですか…)

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「Cheek To Cheek」でのデュエダンも、二幕冒頭の「The Piccolino」で三井さんと松田さんとのキレッキレのデュエダンを観た後だと物足りなさが…。お二方のダンスは「プ、プロや……」と言葉を失うくらいのパフォーマンス。良いもの観れた。  

「No Strings」~「Sand Dance」ではシャドー・ジェリーの加賀谷(一肇)さんとベッドでぷんすこ怒っている多部デイルをガン見してしまった!だって、ここの演出おしゃれ!!「寝ているときに上の階の部屋の足音がうるさい」って、普通なら場面を上手側(ベッドで寝ている人)と下手側(踊っている人)で分けるとか、舞台手前にベットを置いて、奥の高い壇上で踊らせるとか、凡人のわたしにはそれくらいしか思いつかないんですよ。それを舞台中央奥にベッドを配置して、その天蓋上部の円柱がくるって回ったと思ったらシャドージェリーが舞台手前で踊る坂本ジェリーと同じタップを踏んでるんですよ!自分の説明ではまったく伝わらない…と思って映像ないか探したら、↓の0:26のところと0:33のところ!シルエットだけなんだけど、だからこそタップの美しさが際立ってた。

 

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これ、加賀谷(一)さんのほうがタイミングとか微調整しているんだろうなぁ。シャドーなのにガン見してしまった。そしてシャドーの下の多部デイルの怒った顔がめちゃくちゃキュートだった~。

ジェリーという役自体が「魅力的な男性」かつ「タップの名手」と難関揃いなのもあるけど、坂本ジェリーはわたしの心に爪痕を残さなかった…。タップのスキルがめちゃくちゃ高いか、芝居でめちゃくちゃ魅せるとか、どっちかに振り切らないとこのジェリーという役は難しかったのかも?オーブの3階では坂本くんの歌声も響いてこなかった…(音響設備の影響もあるかもだけど)。うーん、アイドルしているVの坂本くんは好きなんだけど…。Vで出しまくってる色気は、七三の髪の毛で封印されてしまったのかもしれない…(お前)

担当の人、刺さないでください…。

  

アンサンブルさんたちはメリポピでもお馴染みの方々も多数いらっしゃって。工藤(広夢)くんをずっと目で追っていたなぁ~。滞空時間が長くてジャンプしたあとにもう一段階浮き上がっているみたいだった。だから小柄なのに他の皆さんと着地のタイミングがあっていた。あとピルエットのスピードと美しさよ。

工藤くんと高瀬くんのベルボーイのニコイチ感がとても良かったのです。ホテルのラウンジやホルスの部屋で、プリンシパルが踊ると一緒に踊り始めて。可愛いけどめちゃくちゃタップ上手いの最高だった。二幕の加賀谷(真聡)さんを加えた3人のウェイターも良かったなぁ~!我先にとデイルのテーブルに向かうところの可愛さ。

↓ベルボーイとウェイターの場面も含まれているトレイラー

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spice.eplus.jp

 

何はともあれ、観劇後の爽快感が素晴らしい演目でした!

「深夜食堂」@新宿シアターサンモール 2018/11/4ソワレ

日本語脚本と訳詞を亜子さんが担当されているので気になっていた演目。原作漫画やドラマは未見だけど、観に行ってきました。韓国でミュージカル化されて、日本に逆輸入(?)した作品。

 

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原作著作:安倍夜郎深夜食堂

<Book&Lyrics>JEONG, YOUNG <Music>KIM, HAESUNG

<演出>荻田浩一

<日本語上演台本・訳詞>高橋亜子

音楽監督・編曲・歌唱指導>福井小百合

<振付>木下菜津子

<出演>

筧 利夫、藤重政孝(忠)、田村良太(小寿々)、小林タカ鹿(剣崎竜)、碓井将大(ゲン)、エリアンナ(マリリン松嶋)、AMI(千鳥みゆき)、谷口ゆうな(鮭)、愛加あゆ(明太子)、壮 一帆(梅)

 

meshiya-musical.com

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亜子さんの言葉の数々が心地よく耳に入ってくる。最近、観劇した演目は訳詞がうーんとなることがちょこちょこあったけど、亜子さんの訳詞はするすると心にも入ってくる。改めて亜子さんの訳詞好きだー!となった。

 

以下、ネタバレあります。

 

 

冒頭、賑やかな演出が続いたので、勝手に作品に抱いていたじんわりしっぽりなお話という印象からだいぶ違うかも?と思いきや、中盤のアサリの酒蒸しやソース焼きそばのくだりではほろっと泣いてしまった。藤重さん演ずる忠は34年ストリッパー劇場に通いつめて、そこで働くマリリンに入れあげている中年男。それだけ聞くとちょっと引いてしまうけど、酔いつぶれた年老いた母親を迎えにきておんぶして帰る姿を見ると、誰しもが人に見せない人生を生きているんだと改めて感じた。アサリの酒蒸しもソース焼きそばも直接お互いに言葉をかけないけど、どちらも親子の深い愛。涙がこぼれてしまった。

 

深夜食堂は「人生の止まり木」とマスターが言っていたように、この食堂の中では客の"何か"が劇的に変わることはなくて、それぞれが食堂の外で起きた出来事を抱えて訪れる。その人生の交わりが心地よく、じんわりと心を暖めてくれる。観劇直後よりも思い返したときのほうが、じわじわと良い舞台だったなぁという思いが強くなってきた。

そうそう、ソース焼きそばとバターライスが出てきたとき本当にご飯の匂いが!!わたしはかなり後方席に座っていたけど、しっかりとソースとバターの匂いがしたのにはびっくりした。

 

小劇場ではあるものの、ピアノ、コントラバス、ギター、パーカスと生バンドあり。アップテンポな曲は耳残りも良いし、静かな曲はピアノの旋律が美しかった。

お茶漬けシスターズの3人はテンション高めで曲も明るい曲。ゆうなさんの少しぶりっ子キャラな鮭役とはギャップがありすぎる歌声は迫力があって素晴らしかった!そしてエリアンナちゃんも相変わらず素敵な歌声!恋多き女のマリリンは健康的な色気で見ていて清々しかった~!わたしのなかでツートップでした。あとゲイバーのママ小寿々役の田村くんがしっとりとした美しさを携えていてとても良かった。

梅と明太子の壮さんと愛加さんは宝塚時代でトップコンビだったこともあり、「あんた男みたいだってよ!」と壮さんが愛加さんに投げつけた言葉に愛加さんが激怒する場面は一部客席が盛り上がっていたww なんでそんなに受けているんだろうと最初思ったけど、あぁそういうことかと納得した。

 

筧さんのマスターは無骨な感じが良かったけど、曲と歌声ががちっとはまっていない印象だった。全体的に歌える人とそうでない方の差が大きかったかなぁと。そして振り付けはこれで正解なのだろうか…。お茶漬けシスターズとマリリンのところはだいたい振り付けがついていたのだけど、なんかもっと良くなったんじゃないかという思いがぬぐえない。凄く良かったから観に行って!と周りに声をかけられないのは、そういうところが原因かな…。

ただ訳詞はめちゃくちゃ良いです。脚本も音楽も良いです。ってことは、もうこれは演出が……ということなのか…。

 

気になるかたは劇場へ!(丸投げ)

休憩なしの100分なのでさくっと観に行けます。

 

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「浪漫活劇 るろうに剣心」@新橋演舞場 2018/11/1ソワレ

エンターテインメントを摂取したーーー!!という充足感。楽しかった~~

 

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<脚本・演出>小池修一郎

音楽監督・作曲・編曲>太田健

<出演>

早霧せいな上白石萌歌松岡充、廣瀬友佑、三浦涼介上山竜治、植原卓也愛原実花松岡広大、大河原爽介

 

ruroken-stage.com

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元々宝塚の作品を主演そのまま早霧さんで上演という、「そういうのOKなんだ!?」という驚きとともに発表された本作。三浦くんはすっかりイケコレに入ったなぁと思いつつ、スルーしていたけど弥彦役として加藤憲史郎くん、大河原爽介くん、川口調くんが役替わりで出演と発表されたときに、メリポピ・M!とすっかり憲ちゃんにやられてしまっていた私は迷わずチケ取っていました。今回、憲ちゃんは叶わなかったけど、爽ちゃん回!!!やったね!!!1789とエリザ以来の爽ちゃん、すっかり大きくなっておったよ(M!では巡り合えなかった)。

 


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↑看板めちゃくちゃ大きかった

 

以下、ネタバレしています。

 

 

3階A席だったので、花道は全く見えず。これは見えた方が楽しいだろうな~結構使っていた。ときどき音声のみのお届け状態になったけど、ゆるっと楽しむスタンスだったのでそこまでストレスはなかった。

 

原作漫画は小学生のときに読んでいたし、アニメも見ていた(川本真琴の「1/2」好きだった)。ヅカ版はWOWOW録画したけど、まだ見ていなかったので、これ書きながら再生している。ヅカほどの組子はいないけど、演舞場の大きさに十分なアンサンブルがいたので、殺陣のところとかも迫力出ていて良かった。生オケじゃないのは演舞場にはオケピがないからなのかな?(演舞場系は初めて行った)

 

ゴリゴリの爪痕を残したのは武田観柳役の上山くんwww 冒頭は新撰組の一員で出ていて、かっこいい~と思っていたのになんなんwww 恵が観柳のところから抜け出すとき、椅子に拘束された上山くん(観柳)がナイフを足で引き寄せて持ち上げようとしたけど失敗する姿がもはや愛おしくなったよww ガトちゃんガトガト歌い出したときは噴き出してしまったww あの曲が一番拍手があったと思うよ!!!あ、そうそう、1幕ラストで捌けるときに(ほぼ袖に入ったところで)、上山くんが遠山くんのお尻をがしっと揉んでいたね。遠山くんはやめろよお前みたいな感じで振り払っていたけど、楽しそうね君たちw

 

剣心の影役、良い!影役の松岡くんがめちゃくちゃ殺陣のスピードが速くて釘付けになった。1人桁違いに速い。幕間にぐぐったら下弦で霧丸やっていた方なのか。そりゃ殺陣上手いわけだ。剣心が幻覚と対峙する場面、立ち位置が剣心―薫/影―巴と対になっていたのが印象的。

三浦くん。お顔がフランス人形なので、桂小五郎役で薩摩弁を話す姿にどうしても違和感が…。蒼紫役の時のロングコートは素晴らしくお似合い。ただ登場の場面はあれで正解なのでしょうかw 上から降りてくるっていうのは事前に知っていたのだけど、「ここから!?wwww」という衝撃。確かになんか下手側の上のほうからシャーシャー音がするなとは思っていたけど。多分かっこいい登場という演出だと思うけど、どうしても笑いが…ww 周りの人も堪えきれない笑いが漏れていたのでわたしだけの感覚ではないはず('ω') 花道が見えない席だったので、どうやって捌けていったのか気になる。ソロ曲はダンスしながらなんだけど、とても三浦くんのダンスだなぁと思った。足を蹴り上げる仕草とか腰の入れ方とかすごく特徴的じゃない?

廣瀬くんは優男の役がとても合っていると思っていたけど、今回の斎藤役は廣瀬くんの低い声と色気がとても良かったー!!!警官のときのロングブーツが大正解だったけど、新選組のときの袴姿もとっても似合っていた!!でもソロ曲がダンスミュージックっぽいのが斎藤の印象になくて笑ってしまった。ごめんw 

薫役は上白石萌歌ちゃん。萌音ちゃんの妹さん。たまにどっちがお姉さんかわからなくなる。一生懸命な感じとか、素直になれない感じとか、ぷんすこしている姿がとっても似合っていた~。爽ちゃんは可愛さの塊。だけど歌はしっかりしているし、お芝居も上手いので安心して観ることができる。佐之助が登場する場面で、膝をついて拍子木を鳴らしている姿がたまらなく可愛かった。ジェラール役は松岡くん!ヅカはだいもんがやっていたのですね…歌うま…(録画再生中)。だいもんはかなり洗練されていたけど、松岡くんはうさん臭さがぷんぷんしている。絶対裏がある人間w 剣心役の早霧さんはまるっきり剣心。「おろろ~」ってあんなにいわかんなく言える人間がいるんですね…。

 

総じて楽しかったー!!!となったので、今回は良いイケコでした!!!(良いイケコとは) 

 

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「ナイツ・テイル -騎士物語-」@帝国劇場 2018/8/6マチネ

チケット取れないかと思ってたけど、一般で電話かけ続けたら取れたー!!奇跡!!久しぶりにあんなにリダイアルしたわ笑

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演出:ジョン・ケアード、脚本:ジョン・ケアード

作詞・作曲:ポールゴードン、日本語脚本・歌詞:今井麻緒子

出演:堂本光一井上芳雄音月桂上白石萌音岸祐二大澄賢也島田歌穂、他

 

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ミュージカルって再演多いから、新作ってワクワクする。原作はジョヴァンニ・ボッカッチョ[Teseida]、ジェフリー・チョーサー[騎士の物語]、ジョン・フレッチャー/ウィリアム・シェイクスピア[二人の貴公子]の3作品をもとに、光一くんと芳雄さんの2人を念頭に制作されたとのこと。

 

以下、ネタバレあるよ。

 

STORYに「艱難辛苦を経て再会した2人は、どちらがエミーリアを得るにふさわしいか男か、愛と名誉そして生死を賭けて決闘を挑むのだった―。」ってあるとさ、2人の男が苦しみ悩みながらも愛のために闘うっていう壮大なお話かと思うじゃないですか?わたしはそう思ってました。でも蓋を開けてみたら、美しい2人の男が1人の女性を巡って争うけど、超ポジティブに物事を捉え続ける悲壮感のかけらもない面白ミュージカルでしたw

・萌音ちゃん演じる牢番の娘「背の低い方よ!」(光一くん演じるアーサイトを指して)

・桂ちゃん演じるエミーリア「あんなにハンサムでなければ!」(アーサイトについて)

すげー当て書きww 「そうだねww」という感想しかないw

基本的に一目惚れする人たちしか出てこない。そしてその思いのまま行動に移すから、話がすこぶる明解。牢に閉じ込められても超ポジティブだから楽しんじゃうし、エミーリアを先に見たのは自分だって小学生のように言い争うし、生死を賭けて決闘する前夜に飲み明かそう!って両陣営で酒盛り始まるし、パラモンとアーサイトは生きてるの楽しそう。これは喜劇なんだと思考を切り替えたら楽しめた。

舞台セットは鳥の巣のような囲い。その上で演者が待機していて自身の出番がくる形式で新鮮だった。オケだけではなく、和太鼓も加わっていたのでシェイクスピアの物語だけどどこか日本を感じる音楽だった。美しい旋律だったけど、個人的には耳残りが弱かったかな。それにしても照明の美しさは本当に素晴らしかった!!!セットがシンプルな分、照明が色鮮やかに映えていた。2階A席で特段推しがいるということもなかったので、あまりオペラも使わず全体を観ていたんだけど、本当に美しかった~。あと流れるような盆の使い方が良かった。

 

光一くんは思った以上にミュージカルの歌唱に寄せていた印象。ただ歌に少し癖が残っていたので、ちょっと言葉が聞き取りにくかったのが正直なところ。だけど芳雄さんとの声の相性は凄く良かった!!そして芳雄さんは相変わらずの歌うまお化けでした。わたし芳雄さん観るのいつぶり…?もしかしてエリザぶり…?まじで?と思って公式サイトの出演歴確認したら、ギャツビーも観てたし、なんなら今年の黒蜥蜴も観てたわ。ごめんごめん、記憶に残ってなk(自粛)

ダンスミュージカルと銘打っていたのもあり、光一くんはキレキレに踊っていてさすがだった。芳雄さん、踊ってた…?あまり記憶に残っていないのだが← ダンスは光一くん、歌は芳雄さんと見せ場を作っていたということなのかな。

ただちょっと一言申し立てたいのが、歌穂さんの!歌が!あまりにも!!少ない!!!勿体なさすぎるぞ!!ゴラァ まじ贅沢使いすぎんぞ…。歌穂さんヒポリタの気品溢れる美しさ素敵だった~。桂ちゃんはフランケンのときよりも曲の音域が合っていたのかとても良かった。ヅカの男役さんは手足が長いのもあって、ゴールドのドレスから伸びる腕の長さに見惚れた。萌音ちゃんはとても可愛らしかったけど、我を忘れて狂ったように踊る場面はとても惹き付けられた。それにしても芳雄さんとの身長差がえげつなくて、恋人というよりも娘かな…?と思うほど。

 

一幕ラストがドルガンチェの馬*1だったという呟きを見てしまったがために、演者が豪華なドルガンチェの馬に見えてしまったよ('ω') めっちゃドルガンチェの馬。

 

ナイツテイルの劇中で一番衝撃を受けたのが、牡鹿。松野乃知(読みは"だいち")さんは元 東京バレエ団のお方とのこと。舞台に出てきた瞬間にその神々しさと美しさに目が離せなかった。神聖な牡鹿そのものだった。凄かった。わたしのオペラは牡鹿ロックオン。

 

演者ありきの作品だから、主役2人が揃わないと再演は難しいだろうなぁ。

軽やかな喜劇でした!

 


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*1:ミュージカル「HEADS UP!」という皆に観てもらいたい作品の劇中劇