ただの備忘録

現場を振り返ることを枷にして記憶の定着を図る。つまりただの備忘録。(主に舞台の感想)

「アダムス・ファミリー」@KAAT神奈川芸術劇場 2017/11/4ソワレ

マチネに帝劇でベスを観てから、はるばる横浜に移動してアダムスファミリーを観てきました!乗り換え時間ほぼゼロだったのもあって、16時過ぎに帝劇出→17時過ぎに最寄り駅に到着できた。意外に遠くなかった。

 

イメージ的にゴシック系の曲なのかなと思ったら、

ラテン!タンゴ!!踊る踊るアダムスファミリー~~~!

と楽しいミュージカルでした。

 

アダムスファミリーって1991年と1993年に本国で映画が公開されているんですが、その頃に小学生くらいの世代ってホームアローンと同じくらいみんな好きだったんじゃなかろうか。わたしは好きだった。

で、このビジュアルを観たときに再現度の高さに驚いたのと、懐かしさにやられてチケット買ってました。

www.parco-play.com

凄くない??まんまじゃない??昆ちゃんウェンズデーまんまじゃない???あとパグズリー役の庄司さんは高校1年生の女の子ですって。めっちゃ驚いた。

 

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演出:白井晃

出演:橋本さとし真琴つばさ壮一帆(Wキャスト)、昆夏美村井良大樹里咲穂、戸井勝海、澤魁士、庄司ゆらの、梅沢昌代、今井清隆

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観劇後、どうしても映画が観たくなってTSUTAYAに寄って借りて帰ったw思い返すと20年以上ぶり…?え…??最後に観たのは多分小学生のときだもんなぁ。映画を観て思ったのは、映画でもちゃんと踊ってた。ゴメスとモーティシア、踊ってた。ミュージカル改変じゃなかったよ!!

 

まず幕開けにハンドが現れて(?)、「ハンド~~~~~!!!!( ;∀;)」と懐かしさでいっぱいになった。頭からハンドのことなんかすっかり抜けてたけど、現れた(?)瞬間、一気に記憶がよみがえってきた。それに初っぱなからあの有名な「ダラララン♪ダラララン♪ダラララ♪ダラララ♪ダラララン♪」が奏でられてテンションが上がる。リピーターも多いのか、「パンパンッ」って間に手拍子している方もいた。

 

昆ちゃんウェンズデー、歌が突き抜けてて気持ちいい。映画のウェンズデーは無表情で淡々と毒づいている感じだけど、ミュージカルのウェンズデーは恋真っ盛りの女の子だからか感情の起伏が激しめ。私が観劇したのは壮さんモーティシア。あ~~~ほんっとに美しい。あの黒い細身のドレスを美しく着こなしてて眼福だった。宝塚の男役の方って長身スラッと体型だから、ほんと似合う。美。黒髪ロングもほんっと美しかった~~~。こちらも映画と比べると感情が表に出ていたかな?プリプリ怒っているモーティシアが怖くて可愛い。そして踊る。

橋本さんのゴメス、これは惚れるやつ。モーティシアを愛して愛してぞっこんのラテン男。ウェンズデーとモーティシアの板挟みにあって悩む姿は良きパパ。悩んでる姿も愛の言葉を捧げる姿も落ち込んでる姿も、全部面白くて可愛いんだよなぁ。そしてなんと言ってもめちゃめちゃ良い声。歌うま。「パリの下水道」っていう台詞は元々なのかな?「バ、バルジャン…?」と一人ざわざわしてたw

ウェンズデーもモーティシアも映画と比べると感情がすごく表に出ていたので、映画のイメージが強いと、「あれっ?」って思ってしまうかも(わたしは最初そうなった)。でも映画のまんまのキャラだと歌えないよなw、と思いなおしたら素直に楽しめた!

 

今井さんがフェスター役なんだけど、「い、今井さん…??」と何度見ても驚くwwフェスターってほんとにピュアなんだよぁとほのぼのしてしまった。

ラーチ役の澤さんがあまりにもラーチだった。これは本家の映画に出てても遜色ない…

 

人間役としてのルーカス一家は村井くん、樹里さん、戸井さんのお三方。村井くんはちょっと頼りないけどすごく良い人という雰囲気が滲み出すぎてた。なかなかこういうタイプの役者さんっていない気がする(チャーリーブラウン観たかった…!)。一番驚いたのが、アリスを演じた樹里さん。夫に不満を言えずに「良い妻」を演じていたところから、(パグズリーの薬の力で)自分の本心を解放した1幕ラストの歌が凄かった。圧倒された。歌がうまい。そこから夫婦2人が残って「休憩だって」と言って捌ける流れが面白かったww

 

アダムスファミリーって家族のなかで拷問したり、薬飲まそうとしたり、たまに殺そうとしたりとブラックネタ満載だけど、家族愛が凄くあるんですよね。というか「愛」を表現するために、ブラックなことをするというかw 子供のときに見た映画の記憶がもっとえげつないブラックネタを入れているって印象だったから、「もっと攻めていこうよ~!」と思ってしまったけど、映画見直したらそんなでもなかった。子供のときの印象が強烈だったよう('ω') あと、人間とお化けが結婚となると、「お化け側」へ行かなきゃいけなかったんじゃなかったっけ?と最後のエンドロールを観てもやっとしたんだけど、全然記憶違いだった。2のほうでフェスターの彼女が最後にお化けになってたと思い込んでたけど、その彼女は死んで、別の乳母が現れてただけだった。ルーカスはマーガレットと同じ立場と考えたら、あのラストは大正解だった!そうそう、アンサンブルさんが先祖のお化けという役で出ているんだけど、一場面だけカズン・イットが出てきてて、「あーーーー!お前はーーーー!」と懐かしさが爆発した。

 

ラストのゴメスとモーティシアのダンスが美しかった!壮さんのふくらはぎ!太腿!!!眼福!!

 

 

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ゲネが真琴さんのやつしかなかったけど、雰囲気感じてもらえれば。

 

横浜公演は明日まで、地方もあるみたいなので懐かしさで溺れたい人はぜひ~。映画も見ておくとより楽しめるよ~見なくても楽しめるよ~~

1度しか聞いてないのに「我らアダムス♪」が頭の中で流れるキャッチーな曲!!