ただの備忘録

現場を振り返ることを枷にして記憶の定着を図る。つまりただの備忘録。(主に舞台の感想)

「百鬼オペラ 羅生門」@シアターコクーン 2017/9/16マチネ

外国の絵本のような世界だった。

大きな場面転換やセット転換がなく、必要最低限のセットしかない。

ダンサーさんたちの身体表現で一気に世界観が広がる。

美しかった。

 

operashomon.com

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脚本:長田育恵
作曲・音楽監督:阿部海太郎
作曲・編曲:青葉市子、中村大史
演出・振付・美術・衣裳:インバル・ピント&アブシャロム・ポラック

 

Cast
柄本 佑、満島ひかり、吉沢 亮、田口浩正小松和重銀粉蝶


江戸川萬時、川合ロン、木原浩太、大宮大奨
皆川まゆむ、鈴木美奈子、西山友貴、引間文佳

Musician
青葉市子、中村大史、権頭真由、木村仁哉、BUN Imai、角銅真実

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満島ひかりちゃんが芥川の演目を演じるってのに魅かれてチケット買いました。

いやぁ凄い。

「藪の中」のときの真っ赤な洋服姿。ただそこにいるだけで美しい。「羅生門」のときのみすぼらしい洋服を着て下人を罵倒している姿さえ、その熱さに目が離せなかった。

あとはやっぱり歌が良い。「オペラ」と銘打っていますが、歌いあげるような曲ではなく、優しく哀愁のある曲たち。外国の古いオルゴールのような曲というか。それと満島さんの歌声がきれいに重なるんですよ。歌声だけですでに物語。

柄本佑くんも歌ってたし、踊っていました!個人的には歌よりも踊りのほうが好みだったな。コンテンポラリーってかなりセンスを問われると思うのですが、ダンサーさんたちに混じってお見事でした。

吉沢くんはものすごい美青年。

 


あ、そうそう「わたしは真悟」で真悟の腕をしていた引間さんもご出演されてた!

そして青葉さんも真悟で歌詞をかかれてて、真悟づいていた。

 

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観劇の際の注意点としては原作の内容を把握することと舞台のあらすじをちゃんと読んでからってことですかね!わたしは原作うろ覚えの状態+あらすじもさらっとしか読んでなかったので1幕終わった後、「置いて行かれている…」と焦った。2幕でどういう内容か理解できたから良かったんだけど、ちゃんと予習しといて方が良いかな?

 

上記リンク先の満島さんと柄本さんが2人で写っている写真。これがそのまんま舞台上にある。舞台美術がほんとこのまんまなの!この世界観が好きな人はどっぷりはまりそう。

蓮の場面とランプの場面は本当に本当に美しかった。

「白昼夢」というだけあって、役者が舞台袖から登場することがほとんどなかった。基本的に舞台の床から出入りしていて(←観ればわかる)、確かに"夢"っていきなり自分がその場面に行き当たるよな…と納得してしまった。

 

幻想的で美しかった~~~~