ただの備忘録

現場を振り返ることを枷にして記憶の定着を図る。つまりただの備忘録。(主に舞台の感想)

「デスノート THE MUSICAL」@梅田芸術劇場 2017/8/19マチネ、8/20マチネ

行ってまいりました!!久しぶりな感じがあったけど、ロミジュリ千穐楽からまだ半年もたっていなかった梅芸。色々舞台の感想の下書き(6~8月分)が溜まっているけど、東京公演が始まる前にアウトプットしなければという切迫感で書ききりました。

 

8/19マチネ、8/20マチネ:月役 柿澤勇人リューク役 俵和也

 

19ソワレは浦井くんのを観ようかと思ったのですが、東京公演で評判がすこぶる良かった「ノートルダムの鐘」@京都劇場を観に行きました(こっちの感想書けるかな…)。

再演が決まってから心待ちしていたデスノ。なぜならWOWOWの初演放送で初めて柿澤さんを拝見したのですが、「凄い歌がうまい人がいる…」と釘付けになったのです。もうその時から柿沼にはまる布石はあったんですよね!案の定ずっぽりはまってるよね!楽しいよ!!

なんだろう、すごいあほな感想なのですが単純にみんな歌うまくなってた。歌で殴られる感じ、ほんと堪らない~。

 

以下、ネタバレあるかもよ!っていうかあるよ!

 

 

大阪公演はリューク役の石井一孝さんが体調不良で降板し、アンサンブルの俵和也さんが代役で登板するということに。この情報が流された時に「俵さんってどなた…?」と色々検索したのですが有用な情報がいまいち得られず(「貴婦人の訪問」にも出演されていたのですね…!初めましてじゃなかった…!家に帰ってパンフをまじまじと見返してしまった)。「カズさんの代役をアンサンブルさんで大丈夫なのかな…?」とか思っていたけど、杞憂でした!すいません!!

最高でした!!!!

カズさんのリュークは残念ながら観ていないので、鋼太郎さんとの比較になってしまうけど、とても活きがいい!あと単純に歌うまい。リュークの歌って台詞のように歌うのが多いんですが、お見事!としか言えない。素晴らしい。

柿澤ライトとの関係性が友達のようなフランクな感じ。若々しいリュークだった。

例えば、柿ライトがデスクでPC作業している場面。リンゴが机の上に置いてあって、それを俵リュークが食べようと手を伸ばす→柿ライトがすっと反対側の机の端に置く→俵リュークがライトの後ろを回って反対側に移動してリンゴを取ろうとする→柿ライトがリンゴを客席側に投げる真似をして、「ほら、あっちに投げたから取って来いよ」というそぶりする→俵リュークが客席見つめる→柿ライトがリンゴを机の上に置いてあげる→食べる、という一連の流れがめちゃめちゃ可愛いし、俵リュークが犬っぽかったww

ちょこちょこアドリブも入れていて、妹の粧裕ミサミサのコンサート一緒に行こうと誘われる場面、「バッキューン♥」って振りをしたら心臓撃ち抜かれて魚が打ちあがったときみたいにビクビク痙攣する俵リュークw それが激しすぎて笑いをこらえきれない柿澤さんwwその直後の台詞がちょっとムフォムフォしてたww

盆で登場するとき、鋼太郎リュークは片肘ついて寝っ転がる姿勢だったけど、俵リュークはただの仰向け。粧裕が部屋に入ってくる時もあわてて仰向け。本当にただの仰向けだからなんか面白かったw

かと思えば「秘密と嘘」で2人が銀橋にいるとき、俵リュークがセンターにいたんだけど、ゆっくりゆら~ゆら~っと揺れていて。それがとても不気味だったし、すごく「リューク」だった。

 

レム役のはまめぐさんは人間と話すとき、片言のような話し方をしていた。母音を引き延ばしているという感じというか。冒頭のリュークとの会話は普通にしていたので、人間と話すときにあえてそのような話し方をしているのかな。「異次元」の存在感。あと歌が圧倒的にうまい。「愚かな愛」の神々しさ。パンフにも書いてあったけど、死神なのにキリストとマリアのような神々しさ。

 

ふうかちゃんのミサミサ、可愛い!細い!可愛い!細い!!近くで見るふうかちゃん、めっちゃ細い。その細さでよくあんなに声が出るね…。エポニーヌやっているのもあって、報われない愛がたまんないっす。だけどなんで再演は後半黒ボブなの…?可愛いけどミサミサは金髪じゃん…?「恋する覚悟」はアイドル曲だから盛り上がる~客席手拍子してた~。そういえばスポットライトを追いかける俵リューク可愛かったな~。こんなアイドル曲をフランク・ワイルドホーンが作るって凄いよね。。 

 

デスノ初演から再演で一番歌がうまくなったの(伸び率ね)、個人的に徹平くんだと思っていて。猫背のあの姿勢でよく歌えるものだ…。あと動きがすごく猫!右に行くかと思ったら体をくるっと翻して左に歩いていく、あの俊敏さ。

 

そして柿澤ライト。ほんっとこの方は狂気が似合うね!!(褒めてる

妹が語る「正義」。このときはまだ迷い、良心の呵責が見えたけど、リュークが耳打ちしたあとは目に迷いがなかった。後半、父親が語る「正義」。もう柿ライトには何も届かない、「無」だった。

新宿駅の場面の「デスノート リプライズ」、あの悦に入った表情からの狂気に染まる歌声。体中にぶわぁぁぁっと鳥肌が立つ感覚。あそこで柿ライトは「キラ」に完全になってしまったんだろうな。そして一幕ラストの「正義はどこに」のフード最高ですね!

 

WOWOWで観たときはデスノートなのにテ〇ミュ…!?衝撃を受けた、テニスのシーン。*1 ごめんなさい、かっこよかった!!!!!あんなに迫力あると思ってなかった!!!かっこいい!!お尻!!!かっこいい!!!

準備運動の時点で体の柔軟さが際立つ柿ライト。そしてライトが飲んだ後のボトルを凝視する女子の気持ちがわかりすぎるw

「ヤツの中へ」曲ラストでの徹平Lと柿ライトが一緒に歌うところ、柿澤さん上パート歌ってたね??すごい興奮した。

 

演出であえて盆を使う必要性はどこに…?と思うところもあるんだけど、これは時計の針を暗に示しているのかなぁ。栗山さんもパンフで「この作品の奥底に鈍く聞こえたのは、セコンド(秒針)の時を刻む音だった」と述べているのもあるし。最後の最後にライトの名前がリュークに書かれてしまい、死に向かうときも盆が回っていた。柿ライトの最期がとても愚かでとても「人間臭い」。

この時の俵リュークがぞっとするような冷たい声で、まさに「死神」。

 

有難いことにそこそこ前方のドセンのお席だったので、2人が対峙するところを真正面から見ることができた…震えた…。

 

変更されていた演出 (比較対象:WOWOW初演)。

・「デスノート」の曲中、モニターにデスノートに書いた人の名前が出てくるんだけど、それがちゃんと台詞中の「18人分」。父親含む警察関係者が話している最中に少しずつ名前が書き加えられているのがゾッとした。 ここ、ライトが歌っているとき、下に父親が立ってて、がっつり父子で対峙してるんですよね…

・初演に出ていた粧裕役の前島さんがニュースキャスター役でVTR登場。ミサの父親に関する事件について報じていたので、この後のミサミサの登場の流れができてた~

・妹との会話で母親の存在が。

 

19マチネは俵リューク初お披露目だったので、カテコではひと際大きな拍手だった!そして柿澤さんが袖からセンターに向かうときにハグ!!

20マチネは柿ライトの大阪千穐楽は照明もついてアナウンスも流れてたんだけど、拍手が止まなくて、再度出てきてくれた!上手:徹平くん、下手:柿澤さんっていうふうに袖に捌けるんだけど、お互い手を振ってて可愛かった。

 

 

東京公演はカズさんが復帰されるとのこと!喜ばしい!!

だけど、もう俵リュークを見ることができないという寂しさも。複雑な気持ち…。

がっつり私の心に爪痕残してくれました、俵リューク

 

 

東京公演、はっじまっるよー!!!

www.youtube.com

*1:エマちゃんのラジオに柿澤さんがゲストで出たときに言っていましたが、演出の栗山さんはテニ〇リは全くご存じなかったらしいですね