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ただの備忘録

現場を振り返ることを枷にして記憶の定着を図る。つまりただの備忘録。(主に舞台の感想)

「ロミオ&ジュリエット」@梅田芸術劇場 2017/3/5 大千穐楽

大楽から3週間以上経ってしまったけど、書くよ!

ついに来てしまった、大千穐楽。寂しいけど、とても晴れやかな気持ちで終えることができました!

 

3/5:古川、生田、馬場、平間、渡辺、大貫

 

幕が上がる5分前くらいかな?幕の向こうから円陣の声と足を踏み鳴らす大きな音。そして気付いた客席から拍手が。かなり大きな音だったから、何かセットが倒れたのかと心配しちゃったよ…!←

冒頭の「ヴェローナ」、舞台上からの熱気をいつも以上に感じた。ダンサーさんたちの力強い群舞にわたしも胸が熱くなった。そのあとのママたちの「憎しみ」。ほんと両家のママのキャスティング最高ですよね…。毎度聞き惚れる。

一幕の古川ロミオがすごく可愛かったんですが?「いつか」の馬場ベンは4日マチネのように2階席を探してるから全然ロミオに気づかない(笑) 古川ロミオが舞台上から大きな声だしてるのに気づかないww ようやく気がついた馬場ベンに対して、古川ロミオ「耳遠いなぁ(にこにこ)」→馬場ベン「お前の声が小さいんだよ」。可愛すぎか!

 

AEDのところは、平マキュがスマホで撮ろうとしているのに古川ロミオが気づきそうになってた(笑) 馬場ベンが平マキュにアイコンタクトして、平マキュがスマホを構える→古川ロミオ「mouth to mouthって?」→平マキュ「…口と口だよ!」(スマホを隠しながら)。慌てた感じの平マキュ可愛い。「撮ろうとしてるのバレそうになったぜ」(※ニュアンス)って言っちゃう平マキュ可愛い。

世界の王は盛り上がりが凄かった!ダンサーさんたちが、「Foooo!」「モンタギュー!!」って掛け声がんがんかけてて、キャストも凄く楽しそうで。このあとの展開考えると、このまま時が止まればいいのにとか思ってしまった。

マブの女王で女性ダンサー踊りながらロミオやベンに絡むところ、馬場くんがピヨピヨしてた。言っている意味わかんないかもしれないけど、ピヨピヨしてた。そして古川ロミオにもピヨピヨするよう指示したけどやってくれないから、後ろから彼の腕をとってピヨピヨさせてた。なにこの可愛さ。おかげで平マキュの記憶がないよ!←

 

仮面舞踏会。馬場ベンが女性ダンサーと踊ろうとするとき、流し目で誘ってる…!あああああ…!そして手組んだときにこって笑ってる。やばい。去り際に頬っぺたなでてるし、やばい。チャラい。カッコいい。

天使の歌、きらっきらしてる。ものすごいきらっきらしてる。手すりにかけていたいくちゃんジュリエットの手の上に古川ロミオが自分の手も重ねていた…!初めて見た…!ドキドキしてしまった。仮面を取っていくちゃんジュリエットを見上げたときの表情がねぇ…美しくてねぇ…。バルコニーも「1000回愛しているといっても足りないくらい」と言って去ろうとするいくちゃんジュリエットにもう一回キスしようとした感じがたまんない。思わず手をぐっと握りしめてしまった。

綺麗は汚いのUFO。平マキュ「そんなんいるわけねーだろ」→馬場ベン「なんでそんなに怒ってんだよ!おまえの精神状態わかんな」→マキュベン「いたーー!」。可愛い。馬場ベン、ダンサーさんにカメラ向けられたとき、ピースして指をくいっくいってやってた。すごいナチュラル。

 

神父さまの場面、長かったw 睡眠薬作りながらずっとランラン歌ってる。モンタギューの結婚!?ってなったとき、マーキューシオが引っ掛かったのはコギャルでもなくガングロギャルでもなくレースクイーンになってたw

神父さまとのやり取りが長かったから抜粋。

アロマテラピーが趣味なんだ。これは「かぜなおーる」→古:僕これ知ってますよ。「おなかへるーの」。どんなにお腹一杯でもすぐにお腹へるんですよね。(←わたしは絶対需要ないだろと思ったよ…)

・お前が「僕は~怖い~」って歌ってるの、ヴェローナ中に聞こえてるからな。一斉メール来るから。メール来たらみんな外に出て怖い怖い言っているなって聞いてるから。→古:4年前は町中には聞こえてなかったんですけどね。

・お前、顔もちっちゃいし背も高いし、俳優やったほうがいいぞ。ミュージカルなんてどうだ。作品名に名前を入れよう。ロミオだから、「ロミオ&なんとか」がいいんじゃないか。本は俺が書くから。ロレンス神父じゃあれだから……シェイクスピアって名前で書く。そうだ、お前の結婚相手は誰なんだ。→古:ジュリエット

神父さまに抱きつくところは真剣トーン。だったのに神父さまが去ろうとするロミオを呼び止めたと思ったら、「『かんがえられーる』だ。一晩しっかり考えるんだ」→古「ありがとうございます…!」でハグしてたww

 

エメ。奥の幕が開いたとき、古川ロミオはジュリエットのほうを見てにこって笑ったんだけど、視線をすっとはずして真剣な表情していた。そのあとまたジュリエットに向けて優しい笑顔。ロレンス神父の「結婚を簡単な考えるな」という言葉を反芻していたのか、それとも心に忍び寄る「死の影」を感じたのか。

 

決闘。「ロミオはどこだ」と吠えるティボルトに対して、平マキュが「"うちの"ロミオに何の用だ」と答えていてさぁ…「うちの」だよ?2幕冒頭では「おしまいだ!」って怒っていた平マキュがだよ?あー苦しい。

ティボルトに刺されて、ベンの腕のなかで横たわる平マキュが最後に微笑んでロミオの頬を包んでいて…。平マキュの人となりが感じられる瞬間だった。馬場ベンはマキュが事切れるまではふるふる震えてたけど、逝ってしまったあとはなんでこうなってしまった、というように嘆き悲しんでいた。古川ロミオがティボルトを刺したあと呆然としていたけど、「代償」のときから悔しそうな。この日の馬場ベンらロミオを抱き締めるとき、お母さんではなく、親友だったように見えた。なんでこうなってしまった。後悔。巻き戻せない現実。

 

ひばり。いくちゃんジュリエットの涙。左目からぽろっと流れ落ちた。そして次々と溢れてくる。その涙を両方とも拭う古川ロミオ…!さよならをいうときはジュリエットの目を見て言えないんですよね…。

そのあとの両親との場面も涙が止まらないいくちゃんジュリエット。あぁ。

 

「どうやって伝えよう」。個人的見解なんですが、この曲と「僕は怖い」は繋がっていると思ってまして。「僕は怖い」では「君が爪弾くギターの音色 風に流され消えていくのが怖い」とロミオが友との別れを怖れている。そしてこの「どうやって伝えよう」はギターで奏でられた曲。ベンが爪弾くギターの音色でロミオを止めることができたなら…。結果として、ベンは親友たちが風に流され消えて一人残されちゃったんだよね…辛い。馬場ベンの「どうやって伝えよう」もほんと好きだった。

 

「ロミオの嘆き」での「死」の大貫さんがぬっと存在が濃くなるさまがほんとうに凄い。

霊廟の場面、古川ロミオが死ぬのを決めたときの顔に迷いがなくて。恋に突っ走った結果の死ではなく(←大野ロミオはどっちかというとこっちの印象)、全てを考えたうえで自ら選んだ「死」だったんだなと感じた。「あぁ彼は死ぬんだ」と。薬から目が覚めたいくちゃんジュリエットのきらっきらが辛い。自分も追いかけて死のうとするときの、目が爛々と輝いているのが、ある種の狂気を感じる。

 

最後の馬場ベンの「今 赦しあおう」が本当に素敵だった。マキュもロミオもジュリエットも望んでいた両家の和解を、残されたベンヴォーリオが導く。

 

カテコは何回あったんだろう、というくらい何度も幕が上がった。

カテコ挨拶は印象に残ったものをざっくり(ニュアンスなので悪しからず)

・川久保さん:この舞台で初めての経験をさせていただきました。人にお札を投げつけるということ。これが思いの外気持ちのいいものでした(笑)。でもこれに驕らず、謙虚に精進していきます。

 

・さかけんさん:最後にひとつだけ言わせてください。ここを逃すともう言えなくなるから。有り難いことに楽屋に差し入れをいただくことがあるんですが、それが湿布とか痛み止とか、そういうのばっか!大丈夫ですから!頂くお手紙にも「ナポレオンの泣き所大丈夫ですか?」ってよく書かれてるんですかど、大丈夫ですから!あとナポレオンの泣き所なんてありませんからね?いいですか?「ナポレオンの泣き所」は今日までです!

 

・大ちゃん:もう怒るのに疲れました。ただひとつ心残りなのが、最後に刺されるのがなぜゆうたなのかということです。

 

・大貫さん:(マイクがないので大ちゃんのマイクに近づいて挨拶してくれました。結果的に大ちゃんを抱き締める形にw)死はロミオにしか触れないのでこうやって触れられて嬉しいです。死は孤独な役どころなのですが、セットを動かすスタッフのかたも死と同じ衣装で一体感をもってすることができました。これは「死が世界を動かしている」という小池先生の粋な演出なんです…あ、偉そうに言っちゃった。

 

もう千秋楽から3週間たつと人間の記憶はこれが限度なのかな。あとカテコ3、4回目かな、宮尾さん以外のWキャストが袖から登壇!このときの矢崎くんがびっくりするくらい可愛くて演者挨拶の記憶が飛んだのだと思っている。ツンツンに立ててた髪の毛がマッシュルームみたいに下りてて、恥ずかしそうに立っててすごい可愛かった。木下さんもいるのにも関わらず、舞台上で一番幼く見えた。馬場くんが「やざヴォーリオ?やざヴォーリオ?」って呼んでて隣にいってたのも可愛かった。あんまりにも可愛かったからずっと矢崎くん見てしまったよ…!

あと広瀬くんがどうにも恥ずかしいのか大ちゃんの隣ではなく端っこにすぐ行きたがってて、幕が上がるたびに上手の裾から出てきてたw

 

1月から通いつめたヴェローナ。楽しいヴェローナの日々をありがとうございました!

そして関係者のみなさま、今回のキャストでのCD発売をどうぞよろしくお願いいたします!

 

カテコでまさかの銀テが飛び出してきたので、終演後にありがたく拾って帰りました。