ただの備忘録

現場を振り返ることを枷にして記憶の定着を図る。つまりただの備忘録。(主に舞台の感想)

「良い子はみんなご褒美がもらえる」@ACTシアター 2019/5/3

トム・ストッパードで「俳優とオーケストラのための戯曲」とか言われたら面白そう~~と思うしかないじゃん。GW真っ只中、行ってきましたーー。

そうそう、この日の開演直前に塚ちゃんが客席に入ってきて驚いたww観劇するにしてもこんなGW真っ只中にしなくてもwww

 


f:id:ta__ma:20190812134414j:image

 

=========================================

原作:トム・ストッパード

演出:ウィル・タケット、指揮:ヤニック・パジェ

出演:堤真一、橋本良亮、小手伸也、シム・ウンギョン、外山誠二斉藤由貴、他

stage.parco.jp

=========================================

 

75分休憩なしの一幕構成。俳優とオーケストラのための戯曲、とあったので以前NTLで見た「アマデウス」(今ならNTLiveアンコール上映やってるよ~→https://www.ntlive.jp/amadeus)みたいにオケの人たちが動き回るのかなと思っていたら、動かず演奏するスタイルだった。オケが統制された体制を現しているので、そりゃ動いちゃいけないわ。

階段が五線譜で囚人と看守が音符なのかな?どちらも同じ灰色の衣装でおたまじゃくし(=音符)みたいだった。そして階段での流れるようなダンスはオケが奏でる音楽を表しているかのよう。

はっしーイワノフは頭の中にオケがいるという妄想にとりつかれている人物だったけど、オケを観客に見せて音を鳴らしているのに加えてはっしーの佇まいで、むしろ彼だけは健やかで"正常な"青年に見えてくる。対して堤イワノフは自分の信念を守るためにハンストを続けていて、オケも見えない人物。普通とはなにか、というのも含んでいるのかな。観ながら「BLUE/ORANGE」を思い出していた。
はっしーイワノフは頭の中のオケにダメだしや文句を言っていたけど、これは想像の自由が抑制されている状況を表しているのかな?五線譜(階段)の上で音符として自由に踊っているように見えても、彼らは五線譜の外には出られないわけで。自由なように見えるけど、抑圧されている面を強く感じた。だからラストで指揮を振るはっしーイワノフは本当の想像の自由を手に入れた、ということなのかなー。

 

プログラムで大佐役の外山さんが「不条理」を含んでいる旨を述べていたけど、同じストッパードのロズギルのほうがよっぽど不条理だし、どっちかというと肩透かしな感じじゃない?と思った。でもよくよく考えてみると、不条理よりも恐怖を感じた。

あの誰もが間違っていると認識している状況で、大佐の質問に同意するということ。これって堤イワノフが最も異議を唱えていた「1+1=3」を認めていることになっているのでは。身体の自由を得る代わりに、彼は権力に同調するということで彼自身が主張していた言論の自由を失ったのでは…?2人を同室にしたのは"天才の"大佐の指示であったことを考えると、この間違えている描写は意味がある気がしていて。最後、堤イワノフは死んじゃったのかなと思った(けど、一緒に観劇していた友人は全く異なる感想だったので観た人によっていろいろ解釈ありそう)。ハンストを続けたことで身体的に(ほとんど)死んでいて、指揮を振ろうとする彼は深い思索の底に落ちていったのではと感じた。でも公式HP見返したら「解放された」とあったので生きているのは確定でいいみたい。権力の象徴である大佐に同意→自分の発言は正しいと信じる堤イワノフ→自分はオケが見えるはっしーイワノフであると信じるしかない、と考えるとラストの描写がとても怖くなる。大佐が意図的であったにしろ、なかったにしろ、どちらにしても「堤イワノフ」という存在意義を失わせているように思えた。

 

感想書くためにプログラムを読み直したり、公式HPを見返したりしたのだけど、HPに記載されている演出のウィル・タケット氏のコメントが、今の日本の現状を捉えすぎているように思えてリアルな恐怖を感じている。。(以下、公式HP引用) 

今は『Every Good Boy Deserves Favour』を上演するのにパーフェクトな時ではないかと思います。

われわれが信頼を置くべき当局が、ますますわれわれが真実ではないと分かっていることを受け入れ、信じろと言い、権力者とわれわれの間の関係はますます張り詰めたものになっています。

今日の政治状況は、この芝居が書かれた197年代の状況とは非常に異なるものかもしれませんが、われわれと真実との間の関係、われわれ個人としての自由、自由であるという感覚は、これまでになく複雑になってきています。

ストッパードの辛辣なウィットと、プレヴィンの親しみやすいが曲想的には難解な音楽の組み合わせが複雑な雰囲気を醸し出し、演劇構造の中で音楽とテキストが同じ重みをもって絡み合っています。

本作の設定は架空の、典型的な絶対主義国家ですが、自由のためにわれわれは何を放棄する心の準備があるのかについて、場所と時間の間をゆれさまよいながらじっくりと考えることができます。

 

抽象的な個所もあるけど、噛み応えのある良い作品でした。

「木の上の軍隊」@紀伊国屋サザンシアター 2019/5/18ソワレ

洸平くんの「母と暮らせば」を見逃してしまった後悔と、過去の本作の評判が凄く高かったので行ってまいりました、こまつ座さん。

とてつもなく凄いものを観た。

以下、ネタバレです。

 


f:id:ta__ma:20190804182208j:image

 

=====================================================

原作:井上ひさし、作:蓬莱竜太、演出:栗山民也

出演:山西惇、松下洸平普天間かおり、有働皆美(ヴィオラ奏者)

=====================================================

  

 

www.youtube.com

 

 

板の上にどーーーんと植わっているガジュマルの木。てっきりずっと木の上に居続けるのかと思っていたら、状況によって降りたり登ったり。食料調達しなければいけないんだから、そりゃそうだ。幹は布っぽい素材なのかな?あんまり硬くなさそうだった。友人から洸平くんが片腕を怪我してると聞いて心配したけど、言われなければわからなかった。登るときにあんまり片腕に力入れてないかな?とちらっと思ったくらい。凄いけど、役者の皆様は怪我と病気は無理しないでくれーーーーと思ってしまう。

 

洸平くんの新兵は愛らしくほがらかな島の青年。それが後半にかけて徐々に怒りや憎しみを上官にぶつけ始めるさまが怖かった。戦争という極限状態が彼をそうさせたのかな…?と思いながら観ていたけど、食料調達時にすでに戦争が終わったことを知り、それでもなにもしない国や上官に対しての怒りだった。2回観劇していたら、そのあたりの感情の機微がよりわかったかもしれないなぁ。

そして山西さん演じる上官。威張っているけどどこか憎めない。米兵たちが廃棄した食料を口にしてから、新兵の焦燥感をよそに現状に満足しはじめる。でも彼もまた国の命令によって島に送り込まれ、すでに戦争が終わっていると聞いても国を守ることを放棄した自分は国の恥と非難されると恐れて木から降りれないと反発する。彼もまたとても悲しい人だった。

戦争を題材にしているので終始重たい話なのかなと思ったけど、前半の新兵と上官のやり取りは面白くて笑ってしまった~。それぞれ残してきた女性(上官は妻、新兵は彼女)の話はくすくす笑ってしまった。普天間さんが回想でその女性たちを演じるのだけど、どちらも可愛くて愛しくて。まぁ上官と妻との関係性はあれなんですがw 二人とも同じように家族や大事な人がいて、でも決定的に違うのはその土地に生きている人間と外から来た人間かということ。二者のどうにもならない感覚の差。

「上官は悲しくないんだ」 

新兵の自分の住んでいる土地が侵食されていく悔しさや動こうとしない上官や国への怒りに涙が出た一方、上官の"外側"の感覚もわかってしまう。今現実に起きている沖縄の問題に対して、わたしは"外側"の人間だ。

 

最後、二人が木の上にいたままガジュマルの木がまっすぐに立ちあがる。木の上から地上に降りた二人だけど、彼らの魂はずっとガジュマルの木の上に留まって、今もその土地に生きているように強く感じられて圧倒された。

守られてるものに怯え、怯えながらすがり、すがりながら憎み、憎みながらも信じる

座席にめり込んでしまう感覚だった。"外側"のわたしにもガンッと殴られるように伝わってくる想い。ラストは暗闇の中、オスプレイの爆音が響く劇場。あぁ、これが沖縄の日常なのか。こんな爆音が日常になってしまっているのか。劇場が明るくなっても、高くそびえるガジュマルの姿と爆音の衝撃で涙が止まらなくなって立ち上がれなかった。心に鋲が刺さったような感覚とともに、ラストの演出は"体"にもしっかりと残った。

 

凄かった。凄いものを観た。

 

www.instagram.com

 

「海辺のカフカ」@ACTシアター 2019/5/26、6/9

スリミの感想もまとめられていないまま6か月も空いてしまった…。今年に入って配属されたプロジェクトがまーーーー酷くて心身ともに余裕がなく、色々観劇していたのにもかかわらず一向にアウトプットすることができなかった(ここで愚痴るな)。その状況は現在進行形なんですがね、このままだと心身の疲労とともに記憶も薄れていきそうなので再開していく所存。

とりあえず直近の演目からということで、柿澤さんの今年のストプレ1本目の海辺のカフカ。仕事のあおりをがっつり受けてしまい、4回観劇予定が半分に…悲しい。

 

====================================================

原作:村上春樹、脚本:フランク・ギャラティ、演出:蜷川幸雄

出演:寺島しのぶ岡本健一、古畑新之、柿澤勇人木南晴夏、鳥山昌克、高橋努、木場勝巳

====================================================

 

youtu.be

 

今年の2月にパリのコリーヌ劇場にて公演。今回の東京公演は「ラストステージ」。

 

事前に予習をしておいた方がよいかなと思い、食わず嫌いをしていた村上春樹の原作を購入。最初は文章に頭が慣れなかったけど、中盤からは一気に読み進めることができた。まず思ったのは、これをどうやって舞台にするの??という疑問。

以下、ネタバレあり~~ 

f:id:ta__ma:20190715025955j:image

 

初見が最前で「い、いきなりですか…??」とビビりながら着席。アクリルボックスを使っての演出というのは事前情報で知っていたけど、思っていた以上のスピードで動かしていてびっくりした。めっちゃ速い転換。これは黒子の人たち大変や…。そしていきなり目の前に現れる黒子柿さんに心臓が止まるかと思った(下部の柿澤さんのつぶやき参照)。黒マスクをしていて目の辺りしか表に出ていなかったのに眼光が鋭くて鋭くて。カフカ少年が入ったアクリルボックスをカラスが押す姿にしょっぱなからウッときた。

しっとりとした初夏の湿度が満ちた板の上にゆらゆらと揺らめくアクリルボックスとシンプルな照明。

第一声がカラスの台詞で、その芯があって真っすぐに届いてくる声になんだか蜷川さんを感じた。いや、わたし蜷川さん演出拝見したことないのだけど、「あぁ蜷川舞台だ」と感じたんですよね。タイモンを思い出した。  

2012年の初演から続投しているのは古畑くん、柿澤さん、高橋さん、鳥山さん、木場さん。カフカ役の古畑くん、28歳。舞台だと成人男性が少年役をすることはままあると思うけど、古畑くんの骨格と体つきが少年の危うさを漂わせていて驚いた。特に腕の細さ…!体が出来上がる前のか細い腕で"15歳"の説得力が凄かった。ちょっと滑舌の甘さが気になったけど、それを含めて少年の不安定さと幼さが出ていた。

白のカフカと黒のカラス。カラスはカフカを見守っているというよりも少し高いところからカフカを見下ろして傍観しているような存在だった。佐伯さんとカフカが交わる直前の場面だったかな?アクリルボックを挟んで佐伯さんの手にそっと触れようとしている仕草をした柿カラスにドキッとしてしまった。

 

原作でも好きだった星野くんとナカタさんの組み合わせ。高橋さんは星野くんだったし、木場さんはナカタさんだった!!!凄い!!!木場さんのナカタさん、佇んでいるだけでナカタさんなんですよ。ナカタさんの役って、すぐに嘘っぽくなったりわざとらしくなったりしてしまう難しい役どころだと思うのだけど、ナカタさんにしか見えなくて座席に沈み込みそうになる感じだった。星野くんもまんま星野くんで嬉しくなってしまった。

でも、でも、2人のパートが少なくて悲しかった…。舞台化するといっても原作全てを満遍なくやることはないし、むしろ全部やろうとすると冗長化して「で、結局…?」となってしまうのは分かっているよ?でもこの高橋さんの星野くんと木場さんのナカタさんをもっと観てみたかったーーーという気持ちが強くて。

 

今回からの参加が寺島さん、木南ちゃんと健一くん。冒頭でアクリルボックスに入った少女の寺島さん、瞳がうるんで不安になりながら何かを探しているような表情を観て、凄いなと思った(こなみ)。健一くんの大島さんは中性的な雰囲気が自然でとても良かった~。そして木南ちゃん!本当に木南ちゃんは今後も舞台で観ていきたい女優さん。さくらも星野くんも「リアル」を生きている感じがとても安心できる(周りの役があまりにもSF的な存在というのもある)。

 

舞台版のカフカは"父親の呪い"がなく、下巻の中盤以降ががっさりカットされていて、「入口の石、閉じなくていいの!???」とか原作を読んだからこそ色々思うところが出てきてしまった。「カフカの成長」に焦点を当てているのかなぁ。それだったら森で過ごす日々とか日本兵に会う前後とか、もっと時間をかけてやってもよかったのでは?とも思ってしまう。

それでもアクリルボックスの揺らめきと美しさが漂う中、ジョニーウォーカーの猫の件では鮮血が飛び散り、ネオンの下世話な煌めきや星野くんのポン引きの件とかは妙に生々しくて、村上春樹の文章を感じた。 

 

一番最後、カフカが東京に帰るために大島さんのもとを立ち去るとき、カラスはカフカと反対方向に去っていくんですよね。カフカが行った方をちらっと見て去るカラスに心が掴まれてしまった。あぁやっぱりこれはカフカ少年が成長した物語だったんだ。と。原作にはない、舞台だからこその演出にグッときた。 

 

 

 

千穐楽のカーテンコール、出てきた瞬間からボロボロ泣いている柿澤さんを見て、思わずわたしもボロボロ泣いてしまった。あんな柿澤さん初めて見た。キャスト、スタッフが順々に蜷川さんの写真をもって一礼(古畑くんがもっともっと!と拍手を煽ってきたときはそんなキャラだったんかいとびっくりしたw)。涙を浮かべている方も多かったけど、一番柿澤さんが泣いていたね。子供みたいにボロボロ泣く柿澤さん、凄く愛おしく感じてしまった。

柿澤さんが蜷川さんと出会えたことに感謝。素敵な作品をありがとうございました!

 

 

木南ちゃん( ;ω;)( ;ω;)( ;ω;)

www.instagram.com

無事、全公演終了しました。
さようなら、カフカくん
その最後のセリフを
噛み締めて、放ちました。

カーテンコールの直前
袖に帰ってきたかっきーが
終わっちゃったね
って泣くもんだから
終わっちゃったんだな
って実感わいてきて
ぐしゃぐしゃの顔になりました
最後にスタッフさんが舞台上に出てきたら
オツカレサマ
ってパーカーの背中にテープで貼ってて
それ見たら
もっとぐしゃぐしゃになっちゃったよ

私は今回だけの参加だし
蜷川さんの演出は受けてないけど
みんなは7年も関わった作品で
大好きな蜷川さんの最後の演出で
その深い深い愛がだだ漏れてて
その波を受けちゃったの
だからもうぐしゃぐしゃのぐしゃぐしゃ

参加できてよかったです。
ありがとう、みなさま

 

「ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812」@東京芸術劇場プレイハウス 2019/1/20マチネ

略してグレコメ。


f:id:ta__ma:20190211190532j:image

 

===================================================

音楽・詞・脚本・オーケストレーション:デイブ・マロイ

訳詞・演出:小林 香

出演:井上芳雄生田絵梨花霧矢大夢小西遼生、松原凛子、水田航生はいだしょうこメイリー・ムー、原田薫、武田真治

www.tohostage.com

==================================================

 

先人(言い方)から、「人物相関図は頭に入れておけ!置いてきぼりにあうぞ!」(意訳)と強くアドバイスをいただいたので、公式をチェックしておいた。あと念のため、げきぴあの特集を見てから臨みました。見といて良かった…先人たちありがとう(真顔)

 
community.pia.jp

 

2017年トニー賞の装置デザイン最優秀賞を受賞していたのを覚えていて、客席はどんなふうにするんだろう?と発表されたときから気になっていた演目。そしてコメットシートなる座席が販売されましたが、わたしは(見世物になるのは嫌だ…)と思い普通のS席を抽選申し込みしてチケげっと。G列なら程よく近くで見られていいかもと呑気にしてたら、「G列最前だよ?^^」と教えられてビビるわたしw ナビザちゃん、あなた最前列とか用意してくれるのね…?

 

BW版がこんな感じ↓

www.youtube.com

 

日本版がこんな感じ↓

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

BWと違って、日本のコメットシートは埋もれている感じかな?でも演者がちょこちょこ降りて席に座ったり、絡んだりしてたのでそういうのが好きな人はめちゃくちゃ楽しいかも。小西アナトールが通りすがりに何人かの女性の手の甲にキスしたり(キスされた人たち生きてるかな?^^)、しょうこマリアが「結婚相手見つけた!」と男性を立たせて、父親のボルコンスキー(武田さん)に見せたりしてたw  

イマーシブ(没入型)と呼ばれる形式のため、コメットシートだけでなく、演者さんたちの客席降りがひっきりなしにあって、わたしのアドレナリンは常に放出されてました(最前通路側)。知ってたけど、みんな!顔が!小さい!綺麗!間近で見ると、造形の違いに改めて衝撃を受ける。いくちゃんって本当に美少女だし、はいださんも霧矢さんもお美しい。こにたんは遠目で見ても至近距離で見ても美しい。並外れのイケメン。ものすごいイケメン。知ってたけど凄かった。

こにたんに見下ろされたことあります?こにたんに目の前30cmのところに立たれたことあります?わたしはあります(突然のマウント)。一番奥の扉から待ってましたとばかりに登場してくるんだけど、そのあと舞台上から客席通路に走りながら飛び降りてくる流れだったんですよ。わたしの脳内「こにたんが…こにたんがこっちに向かって走ってくる…走って……走って……アアアアア」でした。ちなみに呻いているのはわたしの真横を空を切って着地した瞬間です。もはやスローモーション。芳雄さんとか他の演者さんがほんと目の前にいるんだけど、こにたんアナトールの残像に心を奪われる始末。基本的にアナトールのモブ女になっていたので終始テンション高めで観ていました。

 

作品名が「ナターシャ・ピエール~」とあるように、ピエールよりもナターシャの場面が多め。いくちゃんナターシャは自分がみんなから愛される存在であると信じて疑わないところとか、若さゆえ暴走してしまう感じとかは凄くはまってた。手紙ちゃんと受け取れて良かったね?^^また毒飲むのね?^^とか思ってごめんよ(ジュリエット←)。ヒロインというよりも物語を動かしていく主役の立ち位置だったけど、経験値が高いからか臆せず板の上にいる姿は安心感すらあった。綺麗な声なので、今後はもっと感情豊かな歌になると良いなぁ~。

こにたんはひたすら美しかった。アナトールはこにたんしかいないと思うほどの出で立ち。ただ、ソロ曲の高音が…!

個人的に霧矢さんのエレンがかっこよくて美しくて凄く好きだった!「チャーミング」が観劇中、一番テンション上がった曲。いくちゃんナターシャがテケテケ後ろをついていっちゃうのわかる。そうそう、エレンってアナトールの妹なんですよね、姉かと思ってた申し訳ない←。兄と妹でそんな絡むか?ってほど風紀が乱れているクラーギン家。

芳雄ピエールはほぼピエールの小部屋に籠ってた。小部屋にいないと思ったら、コメットシートの中に移動して飲んだくれてたり。小部屋にいるときのピエールの行動がちまちましてて可愛くて、他の人の物語が動いているのにピエールが気になってしまったw マトリョーシカ並べをしたり、机の上にマトリョーシカ(大)を置いて、その子に向かって乾杯して飲んでたり、馬の頭(人形)がついた棒に跨がって乗馬してるふうに飛んでたり、目が離せない。可愛いなピエール。でも周りが酒だ恋だと遊んでいる最中、真面目に生きなければと勉学に励む(そして勉学が何に役立つのかと苦しむ)ピエールの姿がどうにも愛しくて苦しくて。同じ時間軸で観るからこそより伝わってくる、ピエールの居づらさとか、自分という存在が他人に影響しないのではないのかとか、もがいてもどうにもならないんじゃないかとか、なんかそういう気持ちがわたしの人生にもリンクしてきて苦しくなった。だからピエールがナターシャに想いを伝える場面は歌ではなく台詞だったからこそ、「彼の中で紡いだ言葉」として聞こえてきて胸を打った。ここのいくちゃんナターシャの表情も凄く良かった。

そのあと空に現れたグレートコメット(彗星)の輝きがあまりにも美しくて泣きそうになった。演者も見たかったんだけど、演者とともにグレートコメットを見上げることを選んだ。あの輝きは人生の転機を照らす光なのかな。

 

と、観劇後は楽しくて余韻にも浸っていたのですが、グレコメってソングスルーなのに難曲が多いし歌詞も聞き取りづらくてですね…何て言っているのかがわからないことが多々あって。げきぴあの記事にもあるように、自分のことを歌っているのに三人称にしていたりと訳詞が文学的。何て言っているのかわかんないけど、向こうの方では盛り上がっているという状況によって置いてきぼりになるリスクが高い。せめて歌がうまい人でお願いします…となってしまった。わたしは特にバラガの場面でそうなってしまって、「今、どういう状況…?ナターシャの家にみんなで向かってるってこと?なになに?向こうめちゃくちゃ盛り上がっているけどなに?手拍子すればいいの?」となった('ω') そのほかも言葉が聞こえてこないことが多くて、スンッ('ω')となってしまった。

聞こえてこない詞('ω')

わたしは舞台が近い席だったから楽しめたけど、そうでもない席だったらこここまで楽しめたかはわからないなぁというのが正直なところ。でもまぁ楽しめたからいいか!←

雪組「ファントム」@東京宝塚劇場 2019/1/2

スリミではなく、ヅカで観劇初めとなりました2019年!いつもチケ取りに苦戦するヅカですが、今回のファントムはいつも以上に厳しかった~~。一般でなんとかチケ取れた自分を褒めたい。

 

何も知らなかったけど、年明けの初日公演はトップさんたちのご挨拶があるんですね!幕が上がって袴姿の轟さん、花組(明日海さん、仙名さん)・宙組(涼風さん、星風さん)・月組(珠城さん、美園さん)が並んでいてびっくりした。こんなトップコンビを同時に観ることなんて今後一生ないと思うからありがたく拝んできた。おめでたさ増し増し。明けましておめでとうございます~!!

 

====================================

潤色・演出:中村一

脚本:アーサー・コピット

作詞・作曲:モリー・イェストン

出演:望海風斗、真彩希帆、彩風咲奈、彩凪翔、朝美絢

====================================

 

役替わりはBパターンで、フィリップ伯爵は朝美さんでアラン・ショレは彩凪さん。

 

以下、ネタバレあるよ。

 

 

オペラ座はALW版映画しか知らなかったので、物語が違って新鮮だった。特にファントム像。ALW版映画のファントムは嫉妬深くて独占欲が強い印象。でもコピット・イェストン版のファントムは、ファントムというよりも"エリック"という青年の話だった。だいもんさんのエリックは凄く繊細で素直な青年。フィリップとクリスティーヌが2人でいるところを目撃しても嫉妬に怒り狂うのではなく、深い悲しみに落ちてしまっているようで。素直で純真で、悲しいファントムだった。

クリスティーヌの真彩さん!だいもんさん同様、めちゃくちゃ歌がうまくて、声が美しくて、クリスティーヌそのものだった。最初の街中で歌っている段階から歌がうまい。観劇後「メロディ メロディ♪」のフレーズがずっと頭の中を流れていた。これファントムのレッスン後とかどうなんの?とか思ったら、さらに上手くなってる~~~~。凄。ビストロの場面、緊張で声が出なくてもどかしかったのに、ファントムの存在によって華が咲くように高らかに歌う姿は鳥肌ものだった。特筆すべきはファントムの森の場面。エリックの母親の話を聞いて、自分も母と同じようにエリックの顔を愛せると信じていた真彩クリスティーヌ。そして仮面の下の顔を見て叫び逃げる彼女の姿も嘘がなくて、残酷だけれども現実を見たように思えた。

歌うまコンビによるファントムは本当に素晴らしかった~~。朝美さんのフィリップは美しかったし、彩風さんのキャリエールも良かった!個人的にはカルロッタの舞咲さんがコメディエンヌの立ち位置を貫いていて好きな感じでした。

 

ヅカだからできるやつ!と興奮したのがクリスティーヌが舞台の稽古場を訪れる場面。バレエのレッスンを受ける女の子たち、裏方の仕事をする人たち、稽古をする演者たちと目まぐるしく人々が動いていて目が全然足りなかった(ゆえにカルロッタがしていたあれこれをことごとく見逃している)(客の笑い声を聞いてハッっとするわたし)。ヅカ以外の公演だとアンサンブル全投入してもこれだけの迫力出ない。組子の総合力。

あと下からのせり出す舞台機構が、ファントムがいる世界とクリスティーヌがいる世界を視覚的にも2分していて上手く使っているなぁと感じた。そして一幕ラストでファントムがクリスティーヌを船で運ぶ場面があって嬉しかった(ALW版だけの演出と思っていた)。

 

初日だったので、カテコの後にご挨拶がありまして。貸切公演とかでも挨拶あるけど、いつもトップの方は淀みなく美しく挨拶されていて凄いなと思っていた。が、だいもんさんが挨拶でいう内容をうっかり忘れて「初忘れでございます」と素直に申告していてとても可愛かったw(その後、ちゃんと挨拶していた) 最後にファントムポーズ(顔半分を右手で隠す)の状態から、右手を上げつつ、観客\明けましておめでとうございま~す!/と楽しい感じに終われて面白かったww

 

望海ファントムと真彩クリスティーヌが大正解すぎて、梅芸版ファントムがどうなるかドキドキです。ヅカ版とどう違うかも含めて楽しめるといいな~~。しろたんの演出期待しているよ!

 


f:id:ta__ma:20190210003833j:image


f:id:ta__ma:20190210003858j:image

 

お正月感があったエントランス。


f:id:ta__ma:20190210004008j:image

2018年現場振り返り

2018年、楽しかったなぁ!!ということで、振り返り。感想の下書きを書いて止まっている作品もぽつぽつあるので、年明けの現場が落ち着いたら清書するかも?

 

 

●「アテネのタイモン」(3)

2017年末にさいたま公演があって、年明け早々遠征をして兵庫公演で現場初め。感想書き済み。 なんと!DVDが2019/2/6に発売されるよ!!やったね!!!WOWOWでもたまに放送しているので、買うのは…と躊躇される方は是非契約して観てください。柿アルシバイアディーズ素敵です。よろしくお願いします。

VISUAL -映像- | PONY CANYON ポニーキャニオン - 彩の国シェイクスピア・シリーズ 「アテネのタイモン」:DVD

WOWOWオンライン

 

●「ミュージカル『黒執事』-Tango on the Campania-」

2.5のグランドミュージカルというコメントを観てなるほど。感想書き済み。

 

●「テロ -TERROR-」

森新太郎氏演出。いやぁ凄かった。裁判を傍聴している観客が、有罪か無罪かを投票して決める形式。悩んだけどわりとすぐに私の中では結論が出た方に投票し、結果は215票 対 207票で「有罪」。票差も小さいのもあって、評決が出た瞬間はどよめきが。そして私は自分が投票しなかった方の決が出て衝撃をくらっていた。でも評決が出た後も本当に私は無罪に入れて良かったのだろうかとぐるぐる考え込んだ。人の人生を決める一票の重み。少佐を演じていた洸平くんの顔が忘れられないんだ…。

f:id:ta__ma:20190108230627j:image

www.parco-play.com

 

●「黒蜥蜴」

f:id:ta__ma:20190108230651j:image

ルヴォー氏演出。ミュージカルとは言わないけど、音楽劇にしたほうが、この耽美な世界観をもっと楽しめたのでは?と素人意見。中谷さんお美しかったです。

 

●「髑髏城の七人 Season月(下弦)」 LV

羽野太夫が横たわる廣瀬蘭の手を自分の手と重ねて、蘭の手についていたであろう血を一生懸命拭ってた姿に涙が出た。宮野捨の顔の圧。松岡くんの霧丸可愛かった。

 

●「Shakespeare's R&J」

小川絵梨子氏演出。ベンヴォーリオ坦だった私は矢崎くん見たさにシアタートラムへ。思いがけず矢崎くんの歌声を少し聞けてハッピー。あらすじから想像してたのは大人に見つからないように、周りを警戒しながら禁断の書を楽しむ高校生だったんだけど、効果音出すために机や椅子を叩くわ、大声出すわで、「え、これ絶対見つかるでしょw」と思いながら観ていた。私が見ていたのは彼らの夢なのか、妄想なのか、現実なのか。高校生たちがRJを演じていく過程で抑圧されていた感情が解放されていくんだけど、暴力性とかが爆発した後にふと我に返る姿を見ると、まさに「禁断の書」なんだろうなぁ。危うくてもろい年頃。

 

●「マタ・ハリ」(3)

シュガーーーーーーーー!!!シュガーへのときめきが炸裂。再演あったとしたら、演出は全面的に改善してほしい。感想書き済み。

 

●「髑髏城の七人 Season月(上弦)」

f:id:ta__ma:20190108231018j:image

太一くんの殺陣の速さ尋常じゃない。鳥のときも思ったけどえぐい。無界屋襲撃の場面。荒武者隊の一人の太股を刺した後に、柄をトントーンと2回叩いてブスッブスッと深く差し込んでるのを観て「うわ…」と思いました!さすがです!須賀くんの兵庫と聖子太夫の年の差ありすぎじゃないかとずっと思っていたけど、最後の兵庫の言葉で気持ちいいくらい心がすっきり晴れ渡りました!あの言葉、めちゃくちゃ良かった。

 

●「ブロードウェイと銃弾」

f:id:ta__ma:20190108230710j:image

福田雄一氏演出。浦井くんのビジュアルは好みでした。しろたんもタップ頑張ってた。福田成分は薄め。私が観劇したマチネを演出家も見たらしいのですが、「ダメ出ししたらソワレ良くなった(^o^)」(※意訳)的な内容をつぶやいたことは忘れません(⌒‐⌒) は?

 

●「FUN HOME」

小川絵梨子氏演出。櫻子ちゃんのアリソンがめちゃくちゃ良かった…なんだろう、あのイライラした感じとか、恥じらいとか、喜びとか、全部が全部良かった…。瀬奈アリソンの「電話線~」の歌がしばらく頭の中で流れていた。

 

●「HEADS UP!」

f:id:ta__ma:20190108231039j:image

ラサール石井氏演出。ミュージカル観てこんなに笑ったことがない!!!ってくらい笑った!!それに加えて私たち観客がこんなにも愛されているのを感じる作品もなかなか巡り会えない。聞いていますかーーー?(2こ前の演出家に向かって) 感想書きたい。

 

●「ジキル&ハイド」

f:id:ta__ma:20190108230727j:image

山田和也氏演出。石丸さん歌うまーーー。ラストでエマを襲おうとする場面、その直前に一度万里生アターソンの顔をちらっと見てから襲っていましたよね?わたしはあのとき、彼はハイドではなくジキルだったと思っているよ…万里生アターソンにあえて自分を撃たせたジキル…。あと玲奈ルーシーの最期の場面が白い衣装だったのがえぐいなぁと思った。ウェディングドレス姿のエマ(ジキルが殺される)と白い寝間着姿のルーシー(ハイドに殺される)の対比。照明が綺麗だった。

 

●「Sucide Party」

f:id:ta__ma:20190104023859j:image

劇団Tip Tap主催。 以前見た「Play a Life」(感想書き済み)がとんでもなく素晴らしかったので、新作観に行ってきました。うーーん、オムニバス形式に自殺を決意する人々の話でしたが、私には合わなかった。小澤さん作曲で相変わらず曲は素敵でした。

 

●「メリー・ポピンズ」(20)

f:id:ta__ma:20190104023953j:image

2018年の個人的ミュージカル作品最優秀賞はメリポピです!!おめでとうございます!!(?) 楽しい!という感情以上に、観劇後の幸福感が凄くて生きているのが楽しかった。 東京公演の感想は書き済み。大阪公演の感想も残しておきたい!書く!!

 

●「ラ・カージュ・オ・フォール」

f:id:ta__ma:20190108230740j:image

市村ザザが歌いながらメイクする場面が凄すぎた。さすがにマスカラは付ける振り(ですよね?)だけど、ピンクのパウダーやラメが入ったシャドウ、そして付け睫毛をつけるスピードに驚愕。あんな一発で付けられるものなの?わたしは無理だ。ラストはリップを塗るんだけど、歌いつつって…圧巻だった。鹿賀さんが私が観劇した前日に不調?みたいな話があったので心配していたけど、そんなことを微塵も感じさせないお芝居と歌でした。にーろさん美脚。

 

月組「カンパニー/BADDY」

f:id:ta__ma:20190108230756j:image

BADDY!!めちゃくそ楽しかったぞ!!!みやさまのドレス姿が美しすぎて!!はーーー!!ちゃぴさんのダンスが堪能できた!!!ちゃぴさんの踊りが大好きだよ!!怒りのラインダンスは鳥肌もの。たまさまのBADDYはやっぱりどこか真面目!正直カンパニーはヅカ以外ではやれない演目だなと(察して)。でも、BADDYでオールOK!みたくなるからBADDYは凄い。「悪いことしたい いい子でいたい」の歌詞の素晴らしさよ。

 

●「1789~バスティーユの恋人たち~」(3)

f:id:ta__ma:20190108231117j:image

念願の再演!!!だったのですが、初演のあふれんばかりの熱量を感じることができなかったのが寂しかった。感想書き済み。 

 

●ひょっとしてレコ発(椎名林檎) @東京国際フォーラム

美し林檎。セトリはちょっと玄人向けだったような?WOWOWでたまに放送してるよ!直近だと1/24です!!見てね!! 

WOWOWオンライン

 

●「修羅天魔 Season極」

f:id:ta__ma:20190108231211j:image

あーめちゃくちゃ面白かった!!天海さんに惚れない人いる?いないよね?観客みんな天海さんに抱かれた。

 

●「HANG MEN」

長塚圭史氏演出。とりあえず富田望生さん演じるシャーリーが可愛いかった。癒し。大東くんの不気味で暴力的なムーニーが凄く恐ろしかったけど、あの最後のみんなの去り方と結末が寒気がする感じの怖さ。1965年という時代で尚且つ北イングランドの田舎という設定からか、パブの中での会話が猥雑で下品で顔をしかめたくなる。それがまたピアポイントの洗練さを高めているのかな。

 

●NEWS LIVE TOUR "EPCOTIA"@さいたまスーパーアリーナ

シゲアキはイケメン。 

 

●「Mozart!」(4)

f:id:ta__ma:20190108231302j:image

古川くん、帝劇主演デビューおめでとうございました!感想書き済み。

 

●ミュージカル・ミーツ・シンフォニー@Bunkamuraオーチャードホール(2)

柿澤さんの歌唱ピックアップ。

・「You're Nothing Without Me」(『City of Angeles』より) ノームさんと

・「ゲームの始まり」(『デスノート the  musical』より)

・「I Am The Starlight」(『Starlight Express』より) ノームさんと

・「馬鹿げた夢」~「裏を表に」(『紳士のための愛と殺人の手引き』より) エマちゃんと

・「後悔」(『フランケンシュタイン』より)

いやぁ~~アウェー感はんぱなかったね!頑張ってた!!でもこの経験がグレコンに培われましたのでね!! JOJさんやノームさんの歌声は圧巻でした。個人的にはエマちゃんと紳士の曲を歌ってくれたのがとっても嬉しかった!紳士大好きだよ~~

エマ柿が可愛すぎて。ありがとうエマちゃん。 

 

●映画「猫は抱くもの」舞台挨拶

映画の感想書き済み。千葉遠い。「舞台の貴公子」という言葉が生まれた記念すべき作品(?)

 

●「コインロッカー・ベイビーズ

f:id:ta__ma:20190108231322j:image

橋本くんのキクの怒りを含んだ歌声とエレキギターの歪んだ音との相性が良かった。まっすぐな子というか、不遇な出生だけど社会に適応もできそうな子っていう印象が強かったんだけど原作もそういう感じなのかな?(原作未読) そして河合くんのハシは元々のビジュアルも相まって繊細で脆くて壊れていく様が良かった。2階A席だったんだが、レーザー照明に射られて眼を潰されそうになった。え?なに?照明が強すぎて舞台から目を逸らすとか初めてだったんだけど??本気で眼を潰そうとしてた??と照明にガチギレしてしまったYO。カテコで2階席に橋本くんと河合くんが登場したときはビビった。ジャニって凄いね?

 

●「フリーコミティッド」

f:id:ta__ma:20190108231345j:image

千葉哲也氏演出。成河さんの一人芝居。エネルギーが凄かった。一人38役!というのももちろん凄かったけど、ラストにサムが「自分で選ぶ人生」を選択した姿にぐっときた。 

 

●「マクガワン・トリロジー

f:id:ta__ma:20190108230824j:image

小川絵梨子氏演出。タイモンに出演されていた谷田歩さん目当てで観に行ったのに、一幕で殺されて「何てこった!」と思ったら、桃李くん以外はほぼ全員殺される内容だった。二幕の趣里ちゃんがめちゃくちゃ良かった~。舞台ってだいたい一連の流れで話が進んでいくけど、この作品はその瞬間瞬間にスポットを当てての三幕構成。だから各幕でのヴィクターの"居方"が違っていて、観劇中は理解が追い付かなかった。帰り道悶々と考えて、そういう構成だったのかと気が付いた(遅い)。

 

●「死と乙女」

2018年の個人的ストプレ作品最優秀賞はこちらです!おめでとうございます!!(?) 感想の下書きを数か月寝かしています。書き上げます…。あの狭い空間での緊張感が凄かったし、ラストの演出が美しくて震えた。

 

劇団四季ノートルダムの鐘」

f:id:ta__ma:20190108231411j:image

2017年に京都劇場で観劇しましたが、今年はKAATにて。

 

●「ナイツ・テイル -騎士物語-」

f:id:ta__ma:20190108231434j:image

感想書き済み。千穐楽を迎えて数か月たった年末になって、なぜか歌番組への露出が増えるという謎展開。それならまず舞台のPV映像作ろうか、東宝たん。再演はするんだろうなぁ。

 

●NEWS STADIUM 15th Anniversary @味の素スタジアム

シゲアキはやっぱりイケメン。味スタまでの誘導がくそすぎて開演までに入場できない観客なんと2万人ww(笑えない) ちなみにわたしも2万人の中の1人でした。 

 

雪組凱旋門/Gato Bonita!」

f:id:ta__ma:20190108230837j:image

盆を使ってパリの街並みを表す手法が見事でした。Gato Bonitaは男役の方々の猫姿にテンション上がった←

 

●「メタル・マクベス disc1」

f:id:ta__ma:20190108231517j:image

過去映像見ずに、松岡和子訳の本を読んで臨んだけど、凄くマクベス。さとしさんとめぐさんのランダム夫妻が狂っていく姿が苦しく、でも最後の最後の姿が痺れるほどかっこ良かった。めぐさんをあんなにいじれるのは新感線だけだろうし、「ランディ♥」とさとしさんをわしゃわしゃ甘やかす姿が可愛かったw メタマクは全disc観たけど、disc1が一番好き。あれやこれやとパロってたけど、関係各所に怒られないのか心配ww あと魔女達の「万歳ー!マクベス!」が頭にこびりつく!純米さんの魔女がクセになるし、冒頭の魔女達のおしゃべりで「24時間テレビってどう思う?」とぶっこんでた純米さんにめちゃめちゃ笑ったwww

 

●「シティ・オブ・エンジェルズ」(6)

f:id:ta__ma:20190108231647j:image

感想書き済み。演出って大事^^

 

花組「MESSIA/Beautiful Garden」

f:id:ta__ma:20190108231719j:image

Beautiful Gardenはあまりの華やかさに窒息死するかと思った。圧倒的な質量を持った華やかさ。なにこれ凄い。宝塚凄い。息ができない。花組だから華やかさがえげつないのかと窒息死しそうになりながら語彙力を失ったコメントが浮かんできた。帰り道にふらふら~~っとすみれ色のお店に吸い寄せられて、柚香さんのお写真買ってしまった。美しい。 

 

●「タイタニック

f:id:ta__ma:20190108231742j:image

心にずしっとくる作品。素晴らしかった。感想書き済み。

 

●「マシュー・ボーンの『シンデレラ』」

f:id:ta__ma:20190108231810j:image

初バレエ観劇だったけど、踊りも表情豊かでお芝居観ている感覚だった。靴(の匂い?)フェチのお兄さんと色気たっぷりの継母についつい目がいってしまった。台詞も歌もないのに、くすりと笑えるところがあったりして身体表現って凄いなぁと思った。継母、息子が男性の恋人つくるのを「行ってきな!」みたいな感じで応援したりしてて憎めなかったよ。御一行さまが病院訪れるときの行進(?)の振り付けが面白可愛くて好きなやつ~

 

●「メタル・マクベス disc2」

f:id:ta__ma:20190115122640j:image

櫻子ちゃん演じる夫人の壊れていく様がとても辛い。でもどんどん純な存在になっていくようにも見えた。 原くんは個人として認識しながら見たのは初だったけど、とても良かった!舞台映えするスタイルと顔立ち。ダンスもキレキレで観ていて気持ち良かった~!

 

●「SMOKE」

f:id:ta__ma:20190108230907j:image

超:木暮、紅:高垣回で観劇。面白かった!自分で伏線回収していける人はより楽しめるので、ハマる人はハマるやつな気がする。そしてこれWキャストの組合せ次第で関係性が少し変わってくやつですよね…?曲が強めで耳残りも良いし、照明や映像の使い方も良かった~!客席が四方を取り囲んで、覗き込むような配置が新鮮だったし、座る席によって見え方変わるからさらに沼るやつ。

 

●THE GRATEST MUSICAL CONCERT(4)

ホリプロさまありがとうございます。どこにお歳暮送ればいいですか?ほんとうにどなたですか?柿澤さんと海宝くんで「終わりなき夜」を歌わそうと考えたのは!!ほんっと天才!!もう選曲・編曲・演出全部ひっくるめてほんっとにほんっとに素晴らしかった…。悔やまれることは公式の広報が熱心じゃなかったことだけです…。感想書く!!

あ…あ…ああ…(言葉にならない)

 

●「マリー・アントワネット」(3)

f:id:ta__ma:20190108231920j:image

しんどい of the Year。感想書き済み。

 

●「生きる」

f:id:ta__ma:20190108231942j:image

宮本亜門氏演出。市村さん、こにたん回を観劇。こにたん小説家のやさぐれ感がとても良い。あとアンサンブルさんたちが皆上手くて!ほんとアンサンブルさんって重要だよね。可知さんと俵さん、やっきーさんに目がいってしまった。

 

●「るろうに剣心

f:id:ta__ma:20190108232002j:image

これは良いイケコ。感想書き済み。

 

月組エリザベート

f:id:ta__ma:20190108230920j:image

ちゃぴさん卒業公演。素敵なシシィだった。一幕ラストの「私だけに」のリプライズの神々しいほどの美しさ。そしてちゃぴさんは特に精神病院で海乃さんヴィンディッシュ嬢とのやり取りが美しくてね…ちゃぴシシィの涙を拭うヴィンディッシュ嬢…。あとルドルフの暁さんの歌声がとても好きなやつだった…月組これまで何度か見てるんだけどなんで気がつかなかったんだろう。少年感が強くて、ママが大好きなルドルフ。フィナーレの娘役さんたちの緑色のドレスもとても綺麗だった~。そして珠城さんのダンスの後に大階段から下りてくる美弥さま、月城さん、暁さんの並びが強すぎて「かっこいい…」と乙女心がさく裂した。ちゃぴさんは予想通り2019年の東宝エリザのシシィですね!おめでとうございます!純粋に楽しみです。

 

Hayato Kakizawa 1st LIVE "LIBERTY" @O-East

FC限定ライブ最高に楽しかった!! 柿澤さん大好きだー!!!

 

●「深夜食堂

f:id:ta__ma:20190108232023j:image

亜子さんの訳詞大好きです~。感想書き済み。

 

宙組「白鷺の城/異人たちのルネサンス

f:id:ta__ma:20190108230929j:image

真風さんと星風さんの並び、「美…!!」となった。星風さんの歌声が綺麗で素敵だった。名前の並びも美しくて凄いね?

 

●「TOP HAT」

f:id:ta__ma:20190108232046j:image

多部ちゃんとタップがとても良かった!!コメディ楽しかった~~。感想書き済み。

 

●(生)林檎博~不惑の余裕~ @さいたまスーパーアリーナ

林檎さんのお誕生日特需が凄かった! Mummy-D浮雲でヒャッハー!ってなったんだけど、宮本さんが出てきたときはギャーーー!!って騒然としたし、レキシが出たときはギャーーー!!wwwって感じでした。ミヤジさん、お話と行動が小動物みたいな可愛さなのに、悲しみの果てにを歌われた暁には惚れてしまうよ。Mステ以上の獣(?)を見せていただきましたありがとうございます。最高。

こちらもなんとWOWOWで放送されます!!1/27だよ!!観てね!!!

WOWOWオンライン

 

●「メタル・マクベス disc3」

f:id:ta__ma:20190108232111j:image

ラストぐるぐる!まさみの足が長い。衣装大正解。そしてわたしの勘違いでなければマイヤーリンクが挟まってたんだがwww6人の亡霊がトートダンサーに見えたし、じゅんさんはトートで浦井くんはルドルフでした。近辺で私以外に噴き出している人がいなくて寂しかったww そして冒頭の魔女3人組のベビメタネタがちゃんと(?)2人になったことにも触れていてブラッシュアップされていました。さすがです。

 

Act Against AIDS@武道館

f:id:ta__ma:20190104032521j:image

柿澤さんは「津軽海峡・冬景色」、「ヤツの中へ」(『デスノート the musical』より)をてぺさんと、「愛していれば分かり合える」(『Mozart!』より)をソニンちゃんと。ヤツの中への上ハモver.をもう一度聴けるとは思ってなかったのでテンション上がりましたありがとうございます。そして階段を使っての見下ろす×見上げる構図がもうねー最高でした。ソニンちゃんのコンスを聞くことができてめちゃくちゃ嬉しかった。

ハンサムとの異文化交流。なんだろう、ジャニオタ的には少クラを見ている気分でしたw 春馬くんはデビューした先輩がゲスト出演してる枠。

神か。 

 

●「スリル・ミー」(7)

f:id:ta__ma:20190108232138j:image

再演ありがとうございますありがとうございます。感想書きます。

 

●ARASHI LIVE TOUR 5×20 @東京ドーム

f:id:ta__ma:20190108232206j:image

最近茶の間化が進んでいたけど、なんだかんだ共に過ごした10年は人生の一部になっていて、曲が流れるごとに当時の自分を思い出して…を繰り返していた。いろいろあったけど(察して)、目で追いかけてしまうのは大野さんだし、歌声が大好きなのも大野さんなんだよ。最後の挨拶からぼろぼろ泣いてたし、5×20はひたすら涙が止まらなかったた。20周年おめでとうございます。これからもどうぞよろしく。

 

数え間違えがなければ、舞台83(42作品)、コンサート/ライブ12回(8公演)、その他2。メリポピでスタートダッシュかけすぎたのもあって2018年はだいぶ数行っちゃうかなと心配したけど、舞台の数は去年とさほど変わらず。気になった作品は観に行くようにしたので作品数は増。そして林檎さんも嵐の人たちもNEWSの人たちも皆アニバーサリーだったのでライブはめっちゃ増えた。

本当は観に行く予定だったけど急遽都合がつかず手放したのもあって、「1984」、「ポーの一族(花組)」、「天は赤い河のほとり(宙組)」、「ANOTHER WORLD/KILLER ROUGE(星組)」とヅカ率高め。特に前者2つは観たかったなぁ…残念。

 

ようやく発表されましたが、2019年は東宝エリザ再演ですね!わーい!個人的には成河ルキと大我ルドルフの続投がめっちゃくちゃ嬉しい!!そして古川トートおめでとうございます。「古川くん、生き急いでない?大丈夫?」と友達に聞いたら、「生き急いでいるのはイケコのほう」との答えに「せやな…」と納得しかなかった。楽しみや~~。まずはチケット確保ですな。できるかな?

 

2018年は充実した1年を過ごせました!めっちゃ楽しかった。

2019年も素敵な作品と出会えますように!

「マリー・アントワネット」@帝国劇場 2018/10/30ソワレ、11/20マチネ・ソワレ

しんどい。

 

・10/30ソワレ:花總、昆、古川、佐藤

・11/20マチネ:笹本、昆、田代、佐藤

・11/20ソワレ:花總、ソニン、古川、佐藤

 

===============================================

<脚本・歌詞>ミヒャエル・クンツェ

<音楽・編曲>シルヴェスター・リーヴァイ

<演出>ロバート・ヨハンソン

<翻訳・訳詞>竜 真知子

音楽監督>甲斐 正人

<キャスト>

マリー・アントワネット花總まり笹本玲奈

マルグリット・アルノー昆夏美ソニン

フェルセン:田代万里生、古川雄大

ルイ16世佐藤隆紀、原田優一

駒田 一、彩吹真央、坂元健児、彩乃かなみ、吉原光夫、中山 昇、松澤重雄、青山航士、真記子

遠藤周作原作「王妃マリー・アントワネット」より

===============================================

 

キャスティングを見るとイケコ演出なのかと思ってしまうけど、初めましてのロバート・ヨハンソン氏。韓国ではエリザや笑う男などの演出をされている方とのこと。うーーーーーーーーん、伝えたいメッセージを明示しすぎてるのがなーーーーーー。とりあえずしんどかった。

 

 

以下、ネタバレあります。

 

原作は中学のときに図書館で借りて読んだけど、内容についてはぼんやりとした記憶。そういえば原作はこんな感じだった気がする…と観劇しながら思い出していた。確か冒頭に「マリー・アントワネットと瓜二つの少女」といった記載があったはずなんだけど、舞台では流石にそれは難しく、随所に「(マルグリットは)マリーに似ている」という台詞が入れることで補っていた。あと原作ラストはマリーが処刑される直前くらいで終わっていたような気がするんだけど、どうだったっけ。

 

 

お花様マリーは1789のときも感じたけど、浅はかさと愚かさがありつつも高貴で品があるところが凄い。玲奈マリーは自分がやりたいようにやるという、我が儘な一面を感じた。マリーの宮殿の外で起きていることへの無知さは1789以上に演出されていて、プチ・トリアノンで「小作人たちは役者なの」と話すマリーには恐怖すら感じた。「遠い稲妻」でフェルセンが大事なことを話しているのに、お花様マリーはつまらなさそうな表情をしていて。でもフェルセンの手がマリーの背中に触れた瞬間、花が咲いたような笑みが弾けていて、こういうところにフェルセンは惚れたのかなぁと思ってしまった。万里生フェルセン、それでも厳しいけどね!(古川フェルセンは厳しさというよりもマリーへの愛しさを感じた)それにしても全然話を聞いてないマリーな!お互いがお互いを想っているのに噛み合っていない二人。

マリーは自分の周りしか見えていない女性ということを表したかったのかな。マルグリットが乱入してきたときも、施しを与えはするけれどもマルグリットの背景や後ろにいる国民のことには思い至っていないし、聖母マリアの被昇天の日でも国民の声を聞くのではなく感情のままロアン大司教の罷免を訴えるし、王妃ではなく一人の女性として生きていた人。冒頭の回想でマリーが嫁いできたときに辱しめを受けたことが語られていたように、彼女が宮殿のなかで戦い続けた結果なのかと思うと悲しくなる。ローズの新作ドレスお披露目会(「輝ける王妃」)では「ドレスが私の武器」といったことを歌っていて、だからこそルイに浪費を咎められたときのマリーの切ない表情が刺さった。ドレス以外に武器を持っていない王妃の不安と心細さ。初回は浪費家なマリーという演出かなと思っていたけど、2回目の観劇で歌詞が頭に入ってきたときにそういうことだったのかと分かった。いや、ほんと歌詞が頭に入ってこないんだわ。この曲では他にも「蛇が来ても笑顔で倒すの」みたいなことも歌っているし、「ヘビを殺して」では「あいつは蛇、殺して」(プログラム確認したら曲名そのまんまだったw)と、一幕から二幕にまでまんべんなく出てくる蛇(二幕後半の裁判の辺りでも蛇が出てきたはずなんだけど思い出せない)。なんだろうこの語感の悪さとセンス。クンツェ氏、元はドイツ語で書いたのかな?ドイツ語だと"Schlange"、英語だと"Snake"。それとも何かを例えていたけど日本語にしたら蛇となったのか…どちらにしても「へび」という間延びした感じがなぁ~。最初聞き取れなくて耳を澄ませたら「蛇」だったときの驚き。まぁ蛇以外も全体的に訳詞がなぁ~~~言葉が入ってこないんですよね。

 

マルグリットは昆ちゃんとソニンちゃん。強い。ソニンちゃんとWを張れるキャストってなかなか難しいけど(ソニンちゃんが強すぎる)、昆ちゃん大正解~!良いWだった。

昆マルグリは怒り憎しみから激情のまま突き進み、ソニンマルグリは正義と信じて突き進んでいたように感じた。昆マルグリはその激情さゆえに、民衆をまさに"焚き付けて"いくさまは恐怖を感じた。対してソニンマルグリは激しさを内に秘めたまま正義と信じて動いた結果、民衆が激化したような対比を感じた。赤い炎の昆マルグリと青い炎のソニンマルグリ。良い。

 

光夫さんのオルレアン公は「来たーーーー!」となる迫力と音圧。MAは盛り上がる系の曲がないので、光夫さんの曲でテンションが上がった。11/20は調子があまり良くなかったようで心配したけど、東京楽前には復活したようでなにより!まぁ普通に考えてこの長期スケジュールをシングルでやるとか鬼ですよね…アンサンブルさん含め、大千秋楽まで無事に走りきれますように…

 

万里生さんは久しぶりに舞台で拝見したけど(多分ギャツビー以来)、素直に歌うめぇとなった。古川フェルセンは素直に美しいとなります。古川くんの声は哀愁というか切なささがあるから、冒頭と最後の「マリー・アントワネット」とかは曲と声があってるなぁと思いながら聴いていた。あとはいつどこの場面を見ても美しかった。

夏の夜の舞踏会の場面は照明含め美しかったなぁ~。

 

サカケンさんのエベールは憎たらしいけど、流石の良い声。マルグリットにオルレアン公の署名が入った契約書を取られても無理やり取り返したりしていなかったし、エベールはマルグリットのことを信用していたのかな。ジャコバン修道院の場面でもあったように、マルグリットの力を一番信頼していたのはエベールだったのかなぁと思うと憎みきれない。性別関係なく能力がある人間を見抜ける人。

 

駒田レオナールと彩吹ローズの二人が唯一癒し場面だったよ~。あとシュガールイが出ている場面は「そのお腹は本物なのかな~本物だったらいいなぁ~」と思いながら、癒しを積極的に求めにいっていたわたし(本物じゃないらしくて残念←)。シュガーのルイが本当に良くて…!鍛屋に生まれていれば幸せになれただろうに…

マチソワすればWキャストを網羅できると思ったのに、原田ルイだけ観ることができなかった罠。

 

1789のときは革命ーーー!!!と盛り上がっていたのに、MAではこれが革命……と考えさせられる。ランバル公爵夫人が処刑された場面は鈍器で殴られたような衝撃。舞台って観客の想像力で板の上にあるもの以上を表現できたり感じたりすることができるのが魅力だと思っていて。でもMAは直接的に表現する演出をあえてしているのか、ランバル公爵夫人の血に染まったドレスと狂気すら感じる民衆の行進、そしてタンプル塔の窓から覗くマリーの表情と畳み掛けてくるその質量に押し潰されるかと思った。この演出の良し悪しは分からないけど、ただただ苦しくてしんどかった。

そしてシャルルがマリーから引き離される場面がねーもう辛くて駄目だよね。シャルルの行く末を知っていると、より気持ちがどす黒くなってくる。はぁ…しんどい。

 

1幕前半はマリーのゆるふわキャッキャが多くて長いなぁと感じて、後半にかけてマルグリットの勢いが増してきたところから面白くなってきたかもと思ったら、2幕でしんどくてしんどくて苦しくて、観劇後の疲労感が凄まじかった。それとラストの「どうすれば世界は」のあまりにも直接的なメッセージ。いや、それまでの流れで伝わってるよ?うーーーーーん、観客の想像力の飛躍を封じられる演出では。うーーーーーん。

 

しんどい。

 

f:id:ta__ma:20181209010314j:image

 

f:id:ta__ma:20181209010332j:image

 

www.youtube.com